柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

女は怖い

「女って残酷だね。特に自分が美人だと自惚れている奴ほど。ほれ、ここに書いときな。女は怖い。特に美人ほどな」 これは第6話で長太郎がてるほのことを言った台詞だが、これを聞いてそれってヒトミちゃんの事じゃないのか?と思ったのは私だけだろうか? 第…

呼び方

人気が出てシリーズ化された作品は最初の作品を「初代」と呼ぶ事が多い。『俺はあばれはっちゃく』(1979年)もシリーズ最初の作品として「初代はっちゃく」と呼ばれる事が多い。『機動戦士ガンダム』(1979年)も「初代ガンダム」と呼ばれるが、「ファース…

一番すごい逆立ち

『あばれはっちゃく』といえば逆立ち。私が初代の逆立ちで一番すごい!と思ったのは、第47話の公園のベンチで座っているところからの逆立ち。ベンチの限られた幅で壁も支えもなく逆立ちをしている。この逆立ちが一番すごかった。実は逆立ちをしてひらめくと…

早起きと遅刻

『俺はあばれはっちゃく』の長太郎は朝寝坊でよく遅刻をしていた。マラソン大会の練習(第17話)、鰻を獲りに行く(第30話)といった目的がある時は目覚ましをかけて早起きをしていたが、普段はそうではなかった。 第56話ではギリギリに来て佐々木先生にちく…

われは海の子

『すぐやる一家青春記』で一郎さんが幼馴染のまあちゃん(演:森本レオさん)と15年振りの再会をして、家に招いた歓迎会を開いた時にまあちゃんが『われは海の子』を歌いだし、智がそれを受けて『われは海の子』を高い澄んだ声で歌い始めて、最後で皆で合唱…

ヒトミちゃん

ドラマのヒトミちゃんは原作と違って最初は少し意地悪だ。長太郎が自分に惚れている事を知っていてそれを利用している所がある。長太郎もそれに対して少し腹を立てるが、結局嫌われたくなくて言う事を聞いてしまう。 だが、段々とヒトミちゃんは優しさを見せ…

『俺はあばれはっちゃく』で登場した歌その2(ドラマをみて分かる設定23)

第8話ではおふでさんがお手玉をしながら歌っていたのが数え唄。第11話でしつけ教室で使われていたのは『てるてる坊主』第35話で正彦が歌っていたのは『かあさんのうた』第41話で初恋の人と再会した父ちゃんが上機嫌で歌っていたのは『ゴンドラの唄』第52話で…

フェミニストの正彦と鈍感な長太郎

長太郎が夏休みを前にしてヒトミちゃんを江の島の旅行に誘ったのを知った正彦が長太郎に尋ねる。正彦に小馬鹿にされて長太郎は掴みかかるが、正彦はあっさりとかわしてしまう。 『俺はあばれはっちゃく』24話より「長太郎君、ヒトミちゃんと江の島に行くんだ…

あの時代の同じ局の番組

「ひみつ、ひみつ、それは秘密でーす」 新ちゃんのこの言葉を聞いて『それは秘密です』という番組が昔あったなぁと思いだして調べてみたら、やはり『気まぐれ本格派』(1977年~1978年)を放送していた日本テレビで『それは秘密です』(1975年~1987年)とい…

…は遠くなりにけり

『気まぐれ本格派』で一貫が同窓会で初恋の人に会えるとウキウキしているのを見て、袖子さんが元さんに初恋の人はどんな人だったと尋ねると、元さんが答える前に新太に言われてしまう。 「覚えてないよね。明治は遠くなりにけり」 新太はそのまま遊びに行っ…

父ちゃんと母ちゃん

原作の父ちゃんの紹介。 この世で一番好きなのは酒と母ちゃんだそうだ ドラマでもそれは描かれていて父ちゃんは母ちゃんが大好き。母ちゃんと一緒になりたい一心で毎日、毎日、勤めが終わるのを待っていたり、(第56話より)母ちゃんをもらう為に一生懸命母…

教室(ドラマを見て分かる設定22)

『俺はあばれはっちゃく』の長太郎のクラスの教室は第37話で変わっています。長太郎の通っていた「美玉市立第一小学校」は鶴川の小学校を日曜日に借りて撮影していたそうですが、放送の延長が決まったら校舎が変わってしまいました。よって教室も変わってし…

がらんどうの部屋

『俺はあばれはっちゃく』の最終回。長太郎の生活はそれ以後も続いていくはずなのに、その部屋は綺麗に片付かれていてそこに生活臭を感じる事は出来なかった。『俺はあばれはっちゃく』の最終回より まるでそれまでの生活が終わったかのような部屋の主を失っ…

弱いもの

私が架空のドラマや小説、漫画、劇などの話で弱いものというのが、「誰にも理解されず嫌われている人間が、たった一人にたった一度だけ親切にされたのが嬉しくて、その人の為に自分の何もかも命までも捨てて尽くしてしまう」という設定。その優しくした人に…

利昌さんってどんな人だったのだろう?

『気まぐれ本格派』新ちゃんの育ての父親の利昌さんは第2話で死んでしまうので、どういう人かというのは良く分からないが、袖子さんや新ちゃん、元さんや神主の若杉さんの言動からどういう人だったのかと推測は出来る。袖子さん、新ちゃん、元さん、神主の若…

先生の教え

『俺はあばれはっちゃく』第50話で長太郎はてるほが学校のお昼の放送で流す「私の家族」について録音したテープを聞いて自分の悪口を言われたと勘違いして台無しにしてしまい、それを知らずに学校で放送したてるほを酷く傷つけてしまう。それを知った父ちゃ…

ドラマを見て分かる設定22

美玉市立第一小学校の校長先生の名前 『俺はあばれはっちゃく』に校長先生が初登場してくるのは第9話。その後も何回か登場してきますが、校長先生の名前が劇中で呼ばれる事はありませんでした。しかし、校長先生の名前が分かる話があります。それが、第17話…

関連性

『ウルトラマンダイナ』(1997年~1998年)第39話に吉田友紀さんがフドウ・ケンジ役でゲスト出演したのを見た人の中には『あばれはっちゃく』の父ちゃん役だった東野英心さんが『ウルトラマンタロウ』(1973年~1974年)でZATの副隊長役を演じていたことを思…

誰に似たのか

『すぐやる一家青春記』(1977年)で吉田友紀さんが演じた智之はお金儲けが大好き。次兄の瞳(演:高岡健二さん)をおだてて金をせしめたり、その兄が監督する母校の野球部を応援する為に梅林高校の校旗を手作りして同級生に10円で売りつけたり、鈴虫を増や…

掛け持ち?降板?

売れっ子の俳優さんだとドラマを掛け持ちをしている人が多いですが、『気まぐれ本格派』の解説書を読むと当時の石立さんは赤いシリーズにも準レギュラーで出演されていて、スケジュールの確保が大変で、本人も睡眠不足だったそうです。 霧子役だった友里さん…

時代背景

私が『気まぐれ本格派』で好きな人物は過去の記事を読んでくれている人なら分かると思うのですが、新太君です。(そもそもDVDを買った目的が新太君(吉田友紀さん)ですので、これは当たり前)次に好きなのは涼子さんです。明るくてあっけらかんとしている所…

長太郎はしんちゃん?

妹が見つけた20の質問みたいなソフト。頭に思い浮かべた人物を質問を繰り返しながらあてていくというもの。 やってみてというのでやってみた。今の私が真っ先に思いつくのが初代長太郎。で、質問を繰り返してやってみたら…相手が出してきた答えがクレヨン…

姉ちゃんにあまい父ちゃん

『俺はあばれはっちゃく』の父ちゃんはてるほにあまい。これは原作でも同じで、とにかく父ちゃんは、てるほには弱い。一人娘のてるほは年頃で、父ちゃんとしては、悪い虫がつかないかとても心配している。てるほの事は、呼び捨てで呼ぶこともあるが、時には…

次郎の成長

「剛兄ちゃん、強いってことはいいことだね。強ければ誰にもいじめられないもん」 「しかしな、次郎。本当に強いってことは違うんだぞ。本当に強いって人とは正しいと信じることを勇気を持って実行する人の事なんだ。誰にどんな事を言われても絶対にくじけな…

はっちゃける

昨日見たニュースのインタビューに答えていた若者が普通に使ってました。「はっちゃける」という言葉は恐らく「あばれはっちゃく」からきたと思います。4代目では「ひらめけ、ひらめけ、ひらめいた」の代わりに「はっちゃけ、はっちゃけ、はっちゃけた」と言…

原作の主旨を外さない

『俺はあばれはっちゃく』は原作『あばれはっちゃく』を下敷きにしてドラマ化しているので、原作のエピソードを元にした話がいくつかある。だが、そのままなぞった話はなく原作のエピソードをきっかけにして話を膨らませたり、二つのエピソードを織り交ぜて…

一貫、霧子、新太

この3人を演じた3人の役者さん石立鉄男さん、友里千賀子さん、吉田友紀さんは『気まぐれ本格派』(1977年~1978年)の8年後に2時間ドラマ『非行少年』(1985年)で共演しています。最近、その内容を知ったのですが、これは『気まぐれ本格派』を知っていると…

ドラマを見てわかる設定21

ヒトミちゃんの両親の名前 父親の名前が宮村〇一郎、母親の名前が宮村麗子。(第56話)ここの場面だけでなくヒトミちゃんがドラマでは一人っ子だと分かりますが、原作にはヒロシという弟がいます。脇道に逸れますが、恵子ちゃんにも原作には姉がいますがドラ…

よく似た他人

『俺はあばれはっちゃく』のヒトミちゃんは最終回で北海道に転校する。『気まぐれ本格派』では袖子さんの故郷が北海道で新ちゃんも北海道に行った事があった。もし、袖子さんが元さんと結婚しないで新ちゃんと一緒に北海道へ帰って行ったら、もし、『俺はあ…