柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

印象の違う3人

山中恒先生の『あばれはっちゃく』を読むと『俺はあばれはっちゃく』のドラマとイメージの違う登場人物が何人かいます。私が読んでいてドラマと違うなと違和感を持ったのは、長太郎、父ちゃん、佐々木先生の3人でした。 ドラマの長太郎は原作よりも男前に感…

見るきっかけ

来月からチャンネルNECOで『バトルホーク』(1976年)が始まります。この特撮番組を私は見たことがないのですが、(放映当時は1歳か2歳で再放送でも見たことがない)第12話に子役時代の吉田友紀さんが出演しているので今から放送を楽しみにしています。『バ…

智のけじめ

「お父さん、由香ちゃんがどっか行っちゃうって、本当?」 「いや、ほらご主人と一緒に暮らすことになったって言ったろ。それで由香ちゃんもお父さんのとこ行くんじゃないか?」 朝食の席で智が父親の雄作さんに尋ね、雄作さんはちょっと渋い顔をした後に智…

夢は夢のままで

『あばれはっちゃく』の原作で正彦が転校してくるとクラスの女子達や母ちゃんやてるほが正彦に夢中になって正彦は大人気になる。ヒトミちゃんも正彦と仲良くして長太郎としては面白くない。しかも、正彦が長太郎を立てるものだから、長太郎としては益々面白…

ロボットと人間の違いってなんだろう?

人間は成長が出来る子供を作ることが出来るってことなんだろうけど、ロボットだって大人の体に改造すれば大きくなれるし、自分自身で子供のロボットを作れば子供だって作れるではないか? 昔、子供の頃に見ていた『鉄腕アトム』(1980年版)でアトムが学校を…

『田舎のバス』を知ってますか?(ドラマを見て分かる設定27)

『俺はあばれはっちゃく』第52話で皆でスケート場に行く車の中で長太郎達が歌っていた『田舎のバス』前の記事でも書いたけど『俺はあばれはっちゃく』で登場した歌その2(ドラマをみて分かる設定23) - 柿の葉日記長太郎達の生まれる前のこの歌を演じていた…

ファンという力

一昨日、本屋でたまたま初代ウルトラマンを演じた古谷敏さんの自伝を見つけて購入した。それを読んで、ただ作品を好きで見て応援しているだけのファンの存在が作り手にとってどれだけ大切な存在か、人の態度や言葉が人の心にどれだけの影響を与えているかを…

鼻つまみ

「鼻つまみ」というのは嫌われ者、厄介者という意味がある。要するにつまはじきという事。『俺はあばれはっちゃく』から『痛快あばれはっちゃく』まで使われた主題歌『タンゴむりすんな!』の歌詞。 「あばれはっちゃく鼻つまみ おいらは花の落ちこぼれ」 さ…

小さかった

「初代って顔が小さいんだね。頭がモジャモジャのせいで大きく見えるけど」 私の妹は吉田友紀さんの事を「初代」と呼ぶ。勿論、これは『あばれはっちゃく』の初代長太郎からきている。その妹がチャンネルNECOで『電脳警察サイバーコップ』を私が見ていた時に…

子供の頃の歌 思い出の品

子供の頃、田舎のおばあちゃん家に行く時に車の中で子供番組の主題歌を集めたカセットを聞きながら行っていたので、その時に聞いていた歌は作品と一緒に行く道の風景と共に頭に残っている。 『ペリーヌ物語』『はいからさんが通る』『スカイライダー』『はっ…

未来の象徴

『すぐやる一家青春記』や『気まぐれ本格派』の智や新ちゃんを見ていると大人から見て子供と言うのはこれからの可能性を秘めた希望や未来の象徴のような気がする。これから、無限の可能性を秘めていて、大人たちの鬱々とした気持ちを晴らしてくれるような存…

1年生の時から(ドラマを見て分かる設定26)

『俺はあばれはっちゃく』17話より『俺はあばれはっちゃく』17話より『俺はあばれはっちゃく』の長太郎は5年3組。長太郎は1年生の時から3組である。これは第17話で長太郎がマラソン大会でとった1年〜4年生までにとった賞状を映していく場面で知ることが出来…

私が「さん」づけで呼ぶ理由

私はなるべく芸能人でも敬称をつけて呼ぶようにしている。それは川原泉先生の『笑う大天使』の俊介さんのこの台詞から。 「半人前の人間から呼び捨てに呼ばれる筋合いはない」 自分がまだ学生で社会人として働いてない頃にこれを読んだので、社会人としてし…

長太郎の長所(ドラマを見て分かる設定25)

「お前にはクラスの誰にも負けないいい所がある。君のご両親も認めている事だが、それは誰より人の面倒見がいいことだ」 第8話で佐々木先生が言った長太郎の長所。こうした長太郎の長所はいつから出ているのか、やはり第1話からかなと思ったりする。第1話で…

運命の歯車

私が現在放映中のドラマで好きなのが『ゲゲゲの女房』です。今日、放送された話では貸し本時代の『悪魔くん』が打ち切りになり急遽完結させる話でした。悪魔くんは話の中で死んでしまうのですが、7年後には復活するという含みを持たせた終わり方をしてました…

大人になっても

『俺はあばれはっちゃく』第32話で父ちゃんが赤ん坊の頃の長太郎のアルバムを見ながらいう言葉に長太郎が切り返す。 「長太郎もこんな可愛い時があったんだよ。この鼻の胡坐のかいたのを見ろよ、えっ、それがよくもこう憎たらしく変身出来たもんだい」 「俺…

三者三様

「宿題やったのか?」 「(小声で)やってない…」 「あ?」 「(さらに小さい声で)やってないんだよぉ」 「全然、聞こえない」 「(大きな声で怒鳴るように)やってないよ!」 相馬家の朝の一コマ。雄作さんに「忘れ物はないか、宿題はやったか」と聞かれた…

やっぱり女は怖い?

「私のコレクションよ」 『俺はあばれはっちゃく』第3話でヒトミちゃんは長太郎に自分がもらったラブレターの束を見せつける。ヒトミちゃんは長太郎だけでなく正彦を始め多くの男子生徒からもラブレターを貰っていてそれをコレクションしている。(なんとも…

証拠もないのに

第42話で桜間家に怪電話がかかってきたり、呪いのわら人形などてるほに対する嫌がらせが起こる。そのうちてるほと同じテニス部に所属するキャプテン朝田カオリが犯人として浮上し、長太郎がキャプテンの弟のタケシがビール瓶を割っている所を目撃して、タケ…

次男なのに長太郎(ドラマを見て分かる設定24)

『あばれはっちゃく』は2代目から4代目までは長太郎が次男になっている。長太郎の名前は原作と同じまま使われているのに、初代と違って2代目から4代目までは桜間家の長子が男になる。 これにより、長太郎は次男となり、上のきょうだいは原作と初代の姉てるほ…

なんだ結局そうなのね

「私、長太郎君がトップだったら絶交許してやろうっと」 「えー」 タマエのことで長太郎と喧嘩したヒトミちゃんがマラソン大会で言った一言。これを聞いた女子たちは一斉に反応する。長太郎は4年生まで連続でマラソン大会は1位。要するにヒトミちゃんの言葉…

子供の頃の思いこみ

私は子供の頃は悪人は男の人だけだと思っていた時期がありました。基本的に私は昔っから女の人と年寄りと子供が好きだったので、その人達は全ていい人で、悪人というのは大人の男性だけという考えを持っていました。確か、小学校2年生くらいまでそう信じてま…

番長の座を巡る戦い

タマエはドラマにも原作にも登場してくる『あばれはっちゃく』の登場人物ですが、原作のタマエとドラマのタマエは豪快な部分は同じでも他の部分はかなり違います。ドラマのタマエは大阪から来た転校生でしたが、原作のタマエは群馬からきた転校生です。 ドラ…

それからの私たち僕たち

原作でヒトミちゃんが考えた「20年後の私たち僕たち」を今の役者さんで見てみたいなぁ。5代目の終了から考えても20年以上経ってしまったけれど。 たとえば初代の世界があのまま続いていたら、どうだっただろう。長太郎は公一や恵子、明子、小百合と美玉中学…

勇敢なヒトミちゃん

ドラマでは持ってきたサインボールで遊んでいたヒトミちゃんでしたが、原作ではただそのボールを教室で皆に見せていただけでした。それを男の子に取られて朝比奈のじいさんの家の庭に放り込まれてしまうのです。 そして、最初に朝比奈のじいさんのところへボ…

理想の長太郎

4代目の最終回をYoutubeで見て、初代の最終回を思い出し、主人公の長太郎とヒロイン(ヒトミちゃんとまゆみちゃん)の立場が逆転しているという感想を持ちました。 ヒロインが転校してしまうという展開は初代と同じですが、ここからの行動が初代と4代目で違…

いつから

第30話で恵子ちゃんの様子が変だと長太郎達が心配していろいろとその原因を推測しあう場面があり、公一が給食のパンを残しているのを目撃したところから、ヒトミちゃんが「じゃあ、減量中?」と言い始め、それにそって各々が口々に感想を言い始めます。 私は…

教室205号

見てみたいなぁ。小学校とかで無料で見せていた大石真さんの児童小説の映画。私が見たいのは、まあ、例によって吉田友紀さんが出演しているからという邪な理由なのですが、それでも、この原作の話を知ってますます見たくなりました。 それぞれ、寂しさを抱え…

それって…

『俺はあばれはっちゃく』の長太郎は電話で声色を使い人を騙したりした。最初にそれをやったのが第4話。ヒトミちゃんと動物園に行きたい一心でに正彦の父親の真似をして父ちゃんを騙している。(父ちゃんも少しは気づけよと思うのだが)、次が第21話、ぺペー…