柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

はっちゃくクイズ11解答編

遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます

新年、あけましておめでとうございます。とはいえ、いきなり元日に大きな地震が起きて、おめでたくもなんともないとんでもないお正月になりましたが、このブログを読んでいる皆様はご無事でしょうか。昨年中は、大変お世話になりました。昨年の後半は更新が滞り、また、思うことがあって非公開にした記事もあったりして、個人的な心中にいろいろと思うところがありました。

いろいろと思うことがあり、また悲しく傷ついた気持ちもありますが、好きなものに救われてきた事実は確かなもので、私の中に息づいているので、今後も好きな事を語っていきたいなって思います。『あばれはっちゃく』も宝塚歌劇団もそこに関わった人達の生み出した作品は全て私の大事な心の糧です。大切にしていきます。

さて、かなり遅くなりましたが、昨年の私の誕生日に出題したはっちゃくクイズ11の解答を発表します。問題編は下記リンク記事です。

kakinoha.hatenadiary.com

はっちゃくクイズ11解答

問1解答

朝日奈元之介

朝日奈すみよ

『俺はあばれはっちゃく』1話より

解説

元之助の名前は原作『あばれはっちゃく』、ドラマでも登場。朝日奈老婦人の名前は原作『あばれはっちゃく』(理論社)「マゴマゴ作戦」68ページに元之介が「こら!すみよ」と老婦人に声をかける場面が書かれています。

問2解答

児玉ルミ

『俺はあばれはっちゃく』6話より

解説

ドラマ6話に登場したてるほの憧れの美玉高校の高校生。ドラマではテニス部所属ですが、原作『あばれはっちゃく』では、ソフトボール部所属です。

問3解答

安部文太

『俺はあばれはっちゃく』16話より

問4解答

安部トシコ

『俺はあばれはっちゃく』16話より

問5解答

安部つね

『俺はあばれはっちゃく』16話より

問3から問5の解答についての解説

文太は原作、ドラマで登場する名前。文太の母の名前は原作には登場しませんが、ドラマで文太の祖母(姑)から「トシコさん」と呼ばれています。同じく、文太の祖母の名前も原作には登場しませんが、文太が長太郎を家に連れていく安部家の門に書かれている書道教室にある看板に「安部つね」と書かれた名前が読み取れるので、文太の祖母の名前だと判断しました。

「つ」は確実に看板から読み取れますが、その後の文字は「ね」「れ」「わ」のいずれかの文字になるかと思います。個人的に私の伯母の名前が「つね」なので、「ね」を採用しました。『俺はあばれはっちゃく』の16話の台本などをお持ちの方で、文太の祖母の名前が明確に分かる方、または画像からしっかりと読み取れる方の情報をお待ちしています。

『俺はあばれはっちゃく』16話より

『俺はあばれはっちゃく』16話より

問6解答

吉野タマエ

吉野圭司

『俺はあばれはっちゃく』17話より

解説

タマエはドラマでは大阪から来た転校生でしたが、原作『あばれはっちゃく』では、群馬県から来た転校生でした。原作『あばれはっちゃく理論社333ページには、正彦が調べたタマエの家族構成が次のように書かれています。

「吉野タマエ、群馬県前橋市生まれ。父保則四十五歳、母幸子(ゆきこ)四十二歳、兄圭司、美玉市立北中学三年、住所、美玉市北町二丁目六の四。それから、ええと好きなものは……」(山中恒著『あばれはっちゃく理論社 333ページより引用)

ドラマのタマエは長太郎にぞっこんになりますが、原作のタマエは長太郎と番長の座を張り合う程に長太郎をライバル視していました。次回作『男!あばれはっちゃく』2代目長太郎は群馬県から来た転校生になっていましたが、長太郎と番長(あばれはっちゃく)の座を競い合っていた女番長タマエが群馬県生まれだったことが影響していたのかもしれません。

微妙に違う原作とドラマ

解答編が年明けになり、随分と遅くなりましたが、はっちゃくクイズいかがでしたか。(というよりもこのブログを読んで、はっちゃくクイズをしている人がいるのだろうか……(´・ω・`))。文太の母親の名前については、限定で私のXで文太の祖母が名前を呼んでいる場面を動画で出そうかなって思っています。また、いろいろと読み返したり、見返してみて、これはクイズに出したいなっていうのも、出てきたので、次もめげずにはっちゃくクイズを作るつもりです。

さて、ドラマオリジナルではない原作の登場人物が登場する話は、比較的に原作に近い話(特にドラマ16話)が多いのですが、設定や話の構成、人物の性格や特徴などが原作と違っています。また、原作の複数の話のエピソードを再構成して、ドラマ独自の話に仕立ています。ところどころに、原作のあの話とこの話を使ってドラマの話を組み立てていたんだなというのが、『俺はあばれはっちゃく』約1年間の話を見ていて分かります。

そこから、ドラマが始まる前にプロデューサー、脚本家、監督の人達が原作を読み込んで、改めてドラマが放送される時期などを考慮にいれて、ドラマの話を制作されていたのだなって思いました。原作の話がそのままドラマになっているのはありませんが、作品の内容を汲み取り、文章から別メディアの映像で表現する中で、作品のテーマや核を大事にした丁寧で心の籠ったドラマ化だったんだなって、私は感じました。

ドラマの印象で、原作を読むと最初は違和感を覚える人もいるかと思いますが、違うけど核は同じだと分かれば、ドラマも原作もそれぞれに楽しめると思います。

それでは、大変、遅くなりましたが、今年も1年よろしくお願いします。