柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

役に反映される役者の私的な特技・あて書き

サッカー

3代目『熱血あばれはっちゃく』の長太郎がサッカー少年になったのは、荒木直也さんがサッカーをしていたから。そして荒木直也さんがスタッフの目にとまったのは、こうさんが教えてくれてた東京電力のCM。

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今では、Jリーグもあり、ワールドカップも盛り上がり、日本でも人気のあるプロスポーツの1つですが、『熱血あばれはっちゃく』が始まった頃は、そこまでメジャーなスポーツではなかったです。

サッカーは体育の授業にはあって、遊ぶ時にそこそこ人気のあったスポーツでしたし、少年サッカーとか高校サッカーとかの中継とかあったと思うんですけど、そもそも日本ではプロスポーツではなかったですし、圧倒的に野球の方が人気が高かった時代。

前の世代の時代は知りませんが、私の世代でサッカー人気に火が付いたのは『週刊少年ジャンプ』で1981年に「キャプテン翼」の連載が始まって、女の子達も巻き込んでサッカー人気が盛り上がったのが、1983年10月にテレビアニメ化されてから。

だから、1982年4月10日に『熱血あばれはっちゃく』が始まった時は、まだ、小学生達の間にサッカーブームが到来する少し前。この辺り、人や環境、住んでいる地域、数年の年の差によって、誤差はあると思います。だからもう『熱血あばれはっちゃく』が始まった時にはサッカーで盛り上がっていて、だから長太郎もサッカー少年になったんだと受けとめた人達もいたのではないかなって。でも、一般的だったかというと、そうでもなかった時代。

あばれはっちゃく』とサッカーの関係は、私自身がこのブログで何度か触れてきて、素人推測をしてきたんですが、3代目に限って言うと荒木直也さん自身がプライベートでサッカーをやっていて、それをドラマに反映させていたと3代目の時代に出版された写真集から分かり、それがたまたま時代にマッチした、時代にあったと分かりました。

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未来から過去を見る時に陥る誤り

歴史を未来から見る時に、その過去が自分が生きていた時代だった場合、自分の記憶、思い出とその時代が分かるニュースや出来事の新聞記事や資料などから、様々に推測を立てますが、時にその時代がそういう時代だったからとか、その対象の過去を見てきて、それを踏まえた上で、だからこういう未来を選択したんだと、私は考えてしまったのですが、その当時の雑誌やその当時の人達の証言がはっきりしているものにあたってみると、その推測が考えすぎの的外れ、実際はとっても単純だったんだなって、今回の件で分かりました。

そして、時代と時代に関係なく選んだことが、たまたま一致して同じ時代に多少の誤差で登場してきたという真実。つくづく思うのは、リアルタイムで記録していくことの大切さでした。

あて書き

3代目長太郎がサッカー少年になったのは、荒木直也さんがサッカー少年だったから。つまりはあて書きというか、演じる俳優さんの私的な面が役に反映されて設定に生かされていたということだったんですね。きっと、荒木さん以外にも、俳優の人達の私的な特技が役に反映されているんだと思います。

こちらは確定ではないですが、私も過去に久里千春さんが演じる母ちゃんについて、そんな憶測をしたことがあります。確定かなって思うのは、ちょっと前に書いた父ちゃんと母ちゃんの血液型が演じた東野英心さんと久里千春さんと同じなのもそうでうすね。

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互いに影響を受けあったりするのかな

役者の特技が役に反映されるように、それまで興味がなかったことでも、演じた役の影響で興味を持って好きになり、特技になることってあったりするんでしょうかね。私の知るなかだと、水谷豊さんがコーヒー好きだったのが『相棒』の右京を演じたことで、紅茶も好きなったという話かな。好きになるものもあれば、仕事で苦労して大変な目にあって嫌いになることもあったりするんでしょうか。一概には言えないですよね。人それぞれ個性も感じ方も千差万別で違うのですから。

でも、実際に関わることないドラマを視聴して楽しむだけの無責任なファンは、こうなのかな、こうだったらいいなって、勝手に夢を見てしまいます。相手には迷惑な話だと思いますので、そんな妄想をこちらから積極的に届けることは絶対にありませんが、このファンブログに遭遇してしまった出演者や関係者の人達がいたら、そういう楽しみ方をしている馬鹿で愚かなファンが一人いるんだなって、心のどこかに留めてくれていたら嬉しいです。ファンが大勢いて、そんな変なファンのことなんて、すぐに忘れてしまうと思いますけれども。