あるランキング
gooランキングでこんなランキングが発表されました。
好きな人たちもランキングに入っていて、妥当だなって思う一方で、あの人達がいないのはどういうことって思えるランキングでした。
このブログを読んでくださっている方々は、分かってくださると思いますが、今も舞台を中心に活躍されている島田歌穂さん、純烈で活躍中の酒井一圭さんがランキングに入っていないのが私は不満でした。
他にも水谷豊さん、風間杜夫さん、古谷徹さん、塩屋翼さん、高野浩幸さん、尾美としのりさん、梅沢富美男さん、高峰秀子さん、美空ひばりさん、富永みーなさん、長谷川真弓ちゃん、中嶋朋子ちゃん、西尾まりちゃん等々、数え上げたらきりがないくらいにあの人達がいないってなったんですが、水谷さんや風間さんは一度、子役をやめて大人になってから俳優として再スタートされているので、子役出身という認識が世間にあまりないのかもしれません。
また、成功したランキングにいる人は、2020年時点でテレビメディアや映画で見る人が多く、成功したという意味が、マスメディアで今も見かける人という意味合いでランキングに回答した人が多いんだって思いました。
また、比較的、若い世代が答えたアンケート結果であり、少し私とは世代が違う、違う世代のランキングなんだなって思いました。
成功とは
現役の俳優として今も俳優活動を続けている子役出身の俳優はもっと多くいて、例えば4代目長太郎役だった坂詰貴之さんは現役で活躍されている声優です。
初代『俺はあばれはっちゃく』5話に出演した葺本光秀さんはノブ&フッキ―のフッキ―として活躍されています。
それに、成功ってなにも芸能界に残って、今も世間に知られている人達とは限らないと私は思うわけです。
芸能界を引退されて別の業種で成功を収めている人達だっています。
初代『俺はあばれはっちゃく』で長太郎の親友、沢田公一役だった妹尾潤さんはゴルフクラブのインストラクターとして、小川明子役だった小宮山京子さん(現・河上京子さん)はゲームプロデューサー、ゲームクリエイターとして株式会社カエルパンダを設立され、2代目長太郎役の栗又厚さんは一流ホテルのシェフとして、2代目ケンちゃん役だった岡浩也さんは精神科医として、1974年の映画『砂の器』、『わが子は他人』(1974年)『がんばれ!レッドビッキーズ』(1978年)に出演された春田和秀さんはアメ車カスタムの社長として、それぞれ成功されています。
また、私が知らないだけで別の道で成功したり、幸せな人生を歩んでいる方達だっているはずです。
芸能界、特に今の時代でもテレビで見なくなると、芸能界で活躍を続けていても子役は大成しなかったって判断されてしまうことが今回のランキングで分かりました。
ここの記事では書ききれませんでしたが、『あばれはっちゃく』シリーズに出演された子役の方達を調べていますと、皆さん、それぞれの人生を歩み、芸能界に残ったり、また、別の道でちゃんと人生を生きていることが分かって、子役の成功って芸能界に残り続けるだけではないんだなって思いました。
芸能界に今も残って活躍を続けているのもすごいことですが、他の道でしっかりと成功さているのもすごいことで、そこに優劣はないんだなって思います。