柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

初代から最終作5代目まで

父ちゃん母ちゃん先生以外で

昔、『あばれはっちゃく』全シリーズ作品に出演した歴代長太郎役について記事を書きました。

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上記の過去記事で、全ての『あばれはっちゃく』作品に出演した歴代長太郎役は栗又厚さんだと紹介しました。『あばれはっちゃく』では、前作品に出演した俳優の多くが別の役で再びゲスト出演、或いは準レギュラー出演をしていたのですが、では、大人の出演者の中で、『あばれはっちゃく』全作品に出演した俳優は誰かというと、当然全作品のレギュラー出演者だった長太郎の父ちゃんの東野英心さんと母ちゃんの久里千春さん、担任の先生の山内賢さんは当然として、それ以外の大人の俳優だと全ての『あばれはっちゃく』に出演していたのは、青木和代さんでした。

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以前も上記の過去記事で青木和代さんが『あばれはっちゃく』で演じた役について書きましたが、その記事で触れていない役を含めて、青木和代さんが演じた『あばれはっちゃく』での役は、まず初代『俺はあばれはっちゃく』の公一の母親役の準レギュラーから始まって、2代目『男!あばれはっちゃく』36話から章の母親で準レギュラー、3代目『熱血あばれはっちゃく』36話で婦警役でゲスト出演、4代目『痛快あばれはっちゃく』38話でゲスト出演したあきらの母親、その後4代目の2年目から山本けい子ちゃんの母親役で準レギュラー、5代目『逆転あばれはっちゃく』18話で商店街の八百屋の人です。

5代目で青木和代さんが演じたのは商店街の八百屋の人ですが、初代で青木和代さんが演じた公一の母親は八百勝という八百屋を経営していたので、青木和代さんが演じた役の職業が最後で原点回帰していたのは、初代へのリスペクトに感じました。

以下の引用画像は過去記事で紹介していなかった『熱血あばれはっちゃく』『逆転あばれはっちゃく』での青木和代さんです。

『熱血あばれはっちゃく』36話より

『逆転あばれはっちゃく』18話より

どの代の長太郎ともちゃんと絡んでる

青木和代さんのすごいとこは、どの代の長太郎ともちゃんと芝居の中で絡んでいることですね。初代、2代目、4代目は親友やいつも一緒にいるクラスメイトの母親役である為にお芝居で絡む話も多いのですが、3代目、5代目の単発のゲスト役でもちゃんと話の中で長太郎と絡んでいます。

恐らく、父ちゃん役の東野英心さん、母ちゃん役の久里千春さん、先生役の山内賢さん以外で歴代全ての長太郎と絡むお芝居をした大人の俳優は青木和代さんだけかもしれません。

残念なのは青木和代さんは『男三人!あばれはっちゃく』の出演はないので、スペシャル作品を含めて考えると『あばれはっちゃく』全作品皆勤賞ではないこと。それでも、レギュラーではなくても、初代『俺はあばれはっちゃく』から最終作5代目『逆転あばれはっちゃく』まで『あばれはっちゃく』に出演をされていたことは凄いことですよね。

『熱血あばれはっちゃく』36話より

『逆転あばれはっちゃく』18話より

青木和代さん以外だと

青木和代さんの次に多く『あばれはっちゃく』シリーズ作品に出演していたのは、初代『俺はあばれはっちゃく』25話で泥棒役で出演した久里みのるさん。久里みのるさんも初代25話の泥棒役から始まって、2代目『男!あばれはっちゃく』で35話から登場した警察官(後に56話で悦子ちゃんの父親と判明)、3代目『熱血あばれはっちゃく』39話ディスコの司会者、5代目『逆転あばれはっちゃく』6話に長太郎のクラスメイト西田の父親役で出演していました。久里みのるさんは通常の『あばれはっちゃく』作品には4代目『痛快あばれはっちゃく』を除いて出演しています。

また『俺は男だ!あばれはっちゃく』にも久里みのるさんは出演しています。ただ、こちらも残念なことに『男三人!あばれはっちゃく』の出演はありません。

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他に初代『俺はあばれはっちゃく』で正彦の父親を演じた頭師孝雄さんもシリーズ作品に多く出演されました。頭師孝雄さんは正彦の父親を始めとして、2代目『男!あばれはっちゃく』18話で占い師、3代目『熱血あばれはっちゃく』34話でモンタの父親役を演じました。

頭師孝雄さんは大阪出身で、それで2代目でゲスト出演した占い師は大阪弁を喋っていたので、それは出身地の言葉を生かしたのかなって思いました。初代の正彦の父親の時には関西弁を喋るイメージは全くなくて、言葉にも違和感を感じたことがなかったので、アクセント、発音などが徹底されているプロの俳優ってすごいなって、改めて思いました。俳優の訛りがない言葉って当たり前すぎて、その凄さに気づきにくいですしね。

また、地方が舞台の場合は特に朝ドラで目にしますが、方言指導も入って言葉を発音レベルから表現されてくるわけで、言葉一つとっても俳優って大変だなって思います。

漏れはあると思いますが……

他にもちゃんと調べていけば(木村有里さんとか藤江リカさんとか冷泉公裕さんとか新村礼子さんなど)多くの人が出てくると思いますが、とりあえず私が気づいたり、思い出したり、調べた範囲ではこのくらいかな。『あばれはっちゃく』には常連でお馴染みの俳優の人達が何度も登場してくれて、作品を盛り上げ、楽しませてくれたなって思います。そこに1つのチームのような、家族のようなそんな一体感を感じます。