レギュラー出演者の実の家族
『あばれはっちゃく』シリーズ作品を見ていくと、レギュラー出演者の俳優さん達の実際の家族の人達が出演しているのに出くわします。親や子ども、兄弟姉妹も俳優業をしていて、『あばれはっちゃく』にゲスト出演されているのです。
頭師兄弟
『男!あばれはっちゃく』23話に登場したカヨちゃんのお見合い相手のカズヤ役の頭師佳孝さんは『俺はあばれはっちゃく』の吉井部長、『男!あばれはっちゃく』18話で占い師、『逆転あばれはっちゃく』34話でモンタ(演・坂詰貴之さん)の父親を演じた頭師孝雄さんの実の弟です。
頭師さん達は5人兄弟で、頭師孝雄さんが三男、頭師佳孝さんが五男(末弟)です。長男を除いた4人が子役になりましたが、次男の正明さんと四男の満さんは俳優をやめ、頭師孝雄さんと頭師佳孝さんだけが大人になった後も俳優を続けました。『男!あばれはっちゃく』23話に頭師佳孝さんが出演されたことで、共演はありませんが兄弟で『あばれはっちゃく』に出演されたことになりますね。
久里姉弟
母ちゃん(桜間和子)を演じた久里千春さんの実弟の久里みのるさんが『俺はあばれはっちゃく』25話「ガマン旅行だ」にメインゲストとして出演しています。
ちなみにこの『俺はあばれはっちゃく』25話が『あばれはっちゃく』シリーズ初のロケ話で、この話が魔理沙が話した新聞の取材がされた話でもあります。新聞記事には、以下の場面の一部分の写真が添えられ、夜遅くまで撮影されていた様子が書かれていました。私はその新聞記事を紹介されていたサイトを10年以上前に拝見し、この場面がこんなに遅く(確か夜の10時過ぎだったと記憶していますが、正確ではありません)撮影していたのかとびっくりした覚えがあります。
2021年8月16日・追記
エルビスさんより、久里みのるさんが『男!あばれはっちゃく』で警官役として準レギュラーだったとのコメントを頂いたので、『男!あばれはっちゃく』の久里みのるさんを。35話「返せ!自転車マル秘作戦」より出演されています。久里みのるさんは他に『男!あばれはっちゃく』36話、76話、90話に出演していました。画像は35話から。35話は洋一に代わって登場した章の初登場の回でもありました。また、『熱血あばれはっちゃく』39話「暴力教師マル秘作戦」にも久里みのるさんは出演されています。
これ以上、この記事での追記はしませんが、他の代や話数で気づいたり、分かった時に改めて別記事にするかもしれません。
山内・久保兄弟
シリーズを通して長太郎の担任の先生を演じた山内賢さん。山内さんもまた子役出身で、実兄の久保明さんも子役から活躍している俳優さんです。兄弟で子役から活躍されているのは、頭師さんのところと同じですね。山内さんの兄の久保明さんは以前にも書きましたが、『男!あばれはっちゃく』45話、46話に出演され、そこで山内さんとの掛け合いの場面があり、しっかりと共演されています。
掛け合いの場面で、久保さんが山内さん演じる寺山先生に「先生とは、どこかでお会いしたことがありませんでしたっけ?」と声をかけています。これは、この話のポイントになる言葉なんですが、山内賢さんと久保明さんが実の兄弟だと知ってみると、メタ的な台詞として捉えることが出来ます。
ゲスト出演者の中にも
ここまで、『俺はあばれはっちゃく』でレギュラー(母ちゃん役の久里千春さん、先生役の山内賢さん)、準レギュラー(吉井部長役の頭師孝雄さん)の実の兄弟が『あばれはっちゃく』作品に出演した例を紹介してきましたが、ゲスト出演者の中にも兄弟姉妹で『あばれはっちゃく』に出演された方達がいます。
身内が同じ芸能活動をされている方は多く、そういう出演者は今も昔もドラマではよく見受けられ、決して『あばれはっちゃく』シリーズに限ったことではないのですが、このブログでは主に『あばれはっちゃく』シリーズ作品について語る個人ブログですので、『あばれはっちゃく』シリーズを重点的に語っていきます。今回は、現在分かっている範囲で紹介しますが、後々で気がついたり、思い出したりしたら、その都度にこの人達も兄弟姉妹、あるいは親子でしたと紹介するかもしれません。
とりあえずは、以前、とろろいもさんのブログで紹介されていた五十嵐姉妹について紹介します。
五十嵐姉妹
『俺はあばれはっちゃく』16話「ガードマン」に出演した文太の母のトシコを演じた五十嵐美鈴さんと『俺はあばれはっちゃく』32話「あばれ子守唄」でマユミちゃんのママの夏子を演じた五十嵐五十鈴さんは双子の姉妹です。ちなみに先に出演された美鈴さんが妹、五十鈴さんが姉です。残念ながら、姉の五十鈴さんは6年前の2015年2月10日にお亡くなりになっています。妹の美鈴さんはご存命です。
いかがでしたか、今回は以上の方達を取り上げて紹介しました。先に書いたようにこのような例は他にもあるとおもうので、また気がついたり、思い出したりした時に触れてみたいと思います。