柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

悦子ちゃんのレギュラーの前に(ドラマを見て分かる設定119)

 

『男!あばれはっちゃく』56話より

あばれはっちゃく』シリーズで欠かさない町内のお巡りさん

あばれはっちゃく』シリーズでは、初代『俺はあばれはっちゃく』から、各代ごとに町内でお馴染みのお巡りさんが準レギュラーとして登場してきます。初代の山本巡査が一番印象が大きく次第に、レギュラーお巡りさんの印象は薄くなっていったように思うのですが、演じる人が変わっていったとはいえ、町内のお巡りさんも、また『あばれはっちゃく』シリーズではお馴染みの登場人物でしたね。

以前にこうさんからコメントを頂いたことがあるのですが、次作でお巡りさんを演じた役者の方達は、前作で泥棒の役をされている人が多かったですね、ってコメントで教えて頂いて、あ、それは面白いところに着目されたなって思ったことがあります。

お馴染みで欠かせない登場人物のお巡りさんですが、2代目『男!あばれはっちゃく』にそのお巡りさんが初登場したのは、35話「返せ!自転車マル秘作戦」からで、結構経ってからでした。

悦子ちゃんが登場する前から

その35話から登場した久里みのるさんが演じるお巡りさんが、『男!あばれはっちゃく』の2年目で長太郎が6年生で同じクラスになった悦子ちゃんのお父さんであることが、56話「マスコットを追え!マル秘作戦」で分かります。

56話は長太郎が6年生になってから同じクラスになったクラスメイトの家族構成やその家族と長太郎が対面していて、その一人が悦子ちゃんのお父さん、もう一人が克彦の姉の洋子さんでした。

洋子さんとは56話で初対面だった長太郎でしたが、悦子ちゃんのお父さんとは初対面ではなく、56話で悦子ちゃんのお父さんだと知ることになります。悦子ちゃんの苗字が「木村」なので、ここでお巡りさんが木村巡査だと分かるわけですね。

木村巡査は悦子ちゃんが登場する前から、長太郎が住む町内のお巡りさんとして登場していました。その存在が長太郎が5年生の時には登場してこなかった悦子ちゃんが、もう長太郎が5年生の時には、同じ町内、その近くに住んでいたことの証明になっているんだなって思わせてくれました。

だから、今度は6年生になって登場しなくなった和美ちゃんや弘子ちゃんも同じ町、同じちとせ第一小学校にいるんだろうなって思うことが出来たので、私はそれがとても嬉しく思いました。話に登場しなくても、同じ学校で元気に過ごしているんだろうなって思えるから。

悦子ちゃんのお父さん設定はいつからだろう?

これは、あくまでも、あくまでも私の推測なのですが、もしかしたら、35話の1話限りにゲストのお巡りさん役の久里みのるさんを1回だけなんて、もったいないと思って、また出演してもらうようになった時に、長太郎の同級生の親にすれば、自然に話に絡ませることが出来るのではないか、と考えて悦子ちゃんのお父さんにしたのかなって思ったりします。

それか、既に35話で登場させた時点で、長太郎の同級生の父親という設定があったりしたのかなあ。でも、その時は、まだ悦子ちゃんの存在は作品内ではなかったし……。うーん、どうなのかなあ。悦子ちゃんが誕生したことで、先に出ていた木村巡査と親子にしようと考えたのかしら。いろいろと想像が膨らみますね。