柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

『男!あばれはっちゃく』15話「何でも切るゾ」感想

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『男!あばれはっちゃく』15話より

1980年6月28日放送・脚本・市川靖さん・松生秀二監督

疑惑があるのにお人好しな人達

今回は初っ端から怪しい雰囲気が漂っていた話。もう、既に人の良すぎるいつもの人達が騙されるんじゃないか、詐欺にあうのではないかというのが漂っていました。

父ちゃんが大阪に出張中に父ちゃんの知り合いだという伊奈勝平という人物が登場して、特許申請中の大工道具ダイクノンを売りにきます。

それにしても父ちゃん(大工)のいない間に「ダイクノン」大工いらずの意味のある道具を売りにくる奴が出てくるとは、車に書かれた文字「大工いらず」の文字も父ちゃん不要って言ってるみたいで嫌でした。

この伊奈勝平という人、最初から父ちゃんの名前を出してきたのではなく、父ちゃんの会社に売りに来た時に、邦彦の父親と女子社員の会話を聞いて、父ちゃんの知り合いだと言ってくるんです。

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『男!あばれはっちゃく』15話より

でも、この時に父ちゃんの名前を「ちゅうじ」って間違えているんですよね。

あれ?父ちゃんの名前って「ちゅうじ」じゃなくて、「長治(ちょうじ)」じゃないの?って思うんですけども、邦彦の父親の佐藤部長がそこを咎めないですよ。

だから、あれ?父ちゃんの名前って「長治」と書いて「ちゅうじ」って読むのが正しかったのって混乱しちゃいました。オープニングで父ちゃんの名前はちゃんと「長治」ってあるんですが、読み仮名がある訳ではないですからね。

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『男!あばれはっちゃく』オープニングより

それでも、前回でお祖父ちゃんが「ちょうじ君」って父ちゃんのことを呼んでいるし、これまでもドラマを見ていたら分かる事なんで、佐藤部長の対応に惑わされるものの、父ちゃんの知り合いと言いながら、この伊奈勝平という人は怪しいなって感じる訳です。

それに、佐藤部長はこの伊奈勝平を桜間家に連れて行くんですけど、母ちゃんの反応も悪い。どうやら母ちゃんは伊奈勝平を知らない様子。それでも、母ちゃんは自分が知らない父ちゃんの仕事の知り合いだと思っちゃう。

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『男!あばれはっちゃく』15話より

この佐藤部長が伊奈勝平を連れてきた少し前に、ドンペイの散歩から帰って来た長太郎が縁側を壊しています。信一郎に咎められて、長太郎は父ちゃんの大工道具を持ち出して修理を始めていて、そこに伊奈勝平がきてダイクノンを使って縁側を直してしまいます。

連れてきた佐藤部長は仕事があるからと既に帰っているんですね。もう、佐藤部長は伊奈勝平を桜間家に連れてきただけ。会社でいろいろと伊奈勝平の話を聞いて、信用できる人物だと佐藤部長はニコニコと話していたけれども、なんかこう人が良すぎないかって思ったし、そもそも父ちゃんの名前を間違えているのに、なんで信用しているのって思ってしまった。

もしかして、佐藤部長はものすごいうっかりさんなのではないか、と思ったりして。しかし、世の中には佐藤部長を上回るお人よしな人達が存在していた!それが桜間家。

なんで、縁側を直して父ちゃんの知り合いだからと言うだけで、面識のなかった伊奈勝平を家に泊めるの?しかも父ちゃんの席に座らせるって、それはちょっとどうなのよって思いました。

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『男!あばれはっちゃく』15話より

この後に出張先の父ちゃんから電話がかかってきます。で、父ちゃんが大阪にいるっていうのを出すのに使われたのが、受話器から聞こえてくる『大阪で生まれた女』。

『大阪で生まれた女』は1979年にショーケンが出した歌ですよね。特に大阪を代表する風景が出てくるでもなく、父ちゃんのいる居酒屋のような場所が出てくるだけでした。

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『男!あばれはっちゃく』15話より

で、父ちゃんからの電話でこの伊奈勝平の正体が分かるかなって思ったら、店内BGMが大きすぎて会話がまともに成立せず、伊奈勝平の正体は不明のまま。父ちゃんの知り合いということで、そのまま桜間家に泊ってしまいました。

佐藤部長も桜間家もお人よしが過ぎる気がする。とはいえ、これは私の話なんですが、小学生の頃に両親が留守の時(父は会社、母はパート)にミシンの訪問販売のおばさんがきて、お話を聞くのに家に上げてしまったことがあって、パートから戻ってきた母にそのことを話したら、こっぴどく怒られた経験があるんですよね。

だから、父ちゃんが留守にしていても、母ちゃんがいて伊奈勝平を泊めるなんてのは、ちょっと驚いてしまいました。

子どもの頃は、佐藤部長の信頼と父ちゃんの知り合いだから泊ることになったのかなって思ったりもしたんですけど、自分が同じような事をして物凄く母親に叱られた経験があって、大人になって見返すと、そこら中に伊奈勝平は信用が出来ない人物だというのが散りばめられているって分かるし、父ちゃんとの電話がまともにできないのも、長太郎達が騙される下準備が整ってきたって感じるんですよね。

ドラマの中では、伊奈勝平をこの段階では信じている人の方が多いんですが、唯一、カヨちゃんだけが、指摘しているんです。

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『男!あばれはっちゃく』15話より

「おじさんの知り合いに発明家がいるなんて、嘘っみたい」

 カヨちゃん、鋭いなって。けど、このカヨちゃんの言葉って、父ちゃんに対しても少し失礼なんですよね。次に、母ちゃんに窘められているから、カヨちゃんの失礼発言にも感じられる。最初にこの話を見た時には、この後者の失礼発言として受け入れているから、父ちゃんの名前を間違えているのにっていうので、信用はないけれども、伊奈勝平が受け入れられているのもいいのかなって思ってみてしまうという。

今、見返すと疑惑があるのにここまで信用していいのって思うですけど、子どもの頃はこの時点では自分も母ちゃん達と同じだったなって。

叱るには理由がある

父ちゃんがいない時に限って、父ちゃんを必要とする用事が舞い込んでくる。長太郎はみゆきちゃんからクーラーの取り付けを父ちゃんにお願いしたいと頼んでくるし、長太郎の家にクリーニングの服を取りに来た和美ちゃんのママが網戸の取り付けを父ちゃんに頼んできます。

で、これを伊奈勝平がダイクノンで代行してしまうんですが、その前に、和美ちゃんのママが桜間家に来ている時に、長太郎が帰ってきていつもの通りにランドセルを投げるですね、これが見事に和美ちゃんのママに命中するんです。

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『男!あばれはっちゃく』15話より

これを見て、この話の冒頭で父ちゃんが大阪に出張するというとこで、家に帰って来た長太郎が投げたランドセルが父ちゃんに当たってしまう場面があるんですが、それを思い出したんです。

で、この時に父ちゃんが長太郎に言った言葉も思い出して、ああ、父ちゃんの言ったとおりになったなって思って。父ちゃんが叱った時は、もちろん、ランドセルが当たって痛かったのもあるんだろうけど、母ちゃんのお店から帰ってきてその時にお店の中に向かってランドセルを投げるのは危険だって事を長太郎に教えていたんだなって思ったわけです。

長太郎は気にしていないし、たいていはカヨちゃんが受けとめるから長太郎はあんまり父ちゃんの言葉が届いていないし、注意をして謝ってもランドセル投げを中々やめないんですけど、なんかこう注意するには、それなりの理由があってするんだって、和美ちゃんのママが父ちゃんと同じ被害にあった時に思いましたね。

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『男!あばれはっちゃく』15話より

ダイクノンを売って大騒ぎ

みゆきちゃんの家のクーラーを取り付けて、和美ちゃんの家の網戸を取り付けて信頼を得た伊奈勝平。

ダイクノンの値段を聞いてきたみゆきちゃんのママに対しての伊奈勝平の返答に不気味さを感じました。

「まず、特許が下りれば3万円はくだらないでしょうね。ま、今の段階では宣伝を兼ねまして、5千円でお分けしております。はい」 

 先に3万円って言葉を聞いた後だと、5千円ってすごく安く感じますよね。和美ちゃんのママはそれでダイクノンを買ってしまうし。

長太郎はダイクノンをもっと売る為に、みゆきちゃん達と一緒になってダイクノンの路上販売を始めて売ってしまう。そこに寺山先生がくるものの、寺山先生は注意するでなく、ダイクノンの性能を聞いて寺山先生もダイクノンを買ってしまうという。

もう、佐藤部長、桜間家だけでなく、寺山先生まで警戒心なさすぎと言いますか、みんな騙されやすい人達なのではないか心配になってしまいます。

で、ダイクノンは全部売れるんですが、この後でダイクノンを買った寺山先生が説明書のないダイクノンが使えないってことで困っている様子が出てくるんです。

さらに桜間家にはダイクノンを持った人達が詰めかけて母ちゃんを責め立てています。

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『男!あばれはっちゃく』15話より

人をかき分けて長太郎が母ちゃんの元へくる様子が見えます。怒鳴り込んできた母親を止めに来ている和美ちゃんが健気ですね。長太郎の母ちゃんに対する優しさもそうなんですけど、和美ちゃんが母親をフォローする姿も健気で。きっと怒り狂って長太郎の家に行く母親を和美ちゃんは追いかけて止めに来たんだろうなって思うと、これまで長太郎を否定していた和美ちゃんが自分の母親の立場ではなく、長太郎側の立場にここにいるってことが嬉しかったな。

その前に学校で長太郎がみゆきちゃんからクーラーの取り付けを頼まれる時に、長太郎は洋一と邦彦と楽しく校庭でボール遊びをしているんですが、この場面でも長太郎は既に友達として受け入れられていたんだなって感じがして、それこそ2話とか、4話とか、8話とかを見ていると、長太郎が受け入れられたんだって感じがして、私はこの話の本筋とは別のところで、良かったなって思っていました。

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『男!あばれはっちゃく』15話より

騙されたと思ったら

さて、話を戻して。説明書もなく、使えないダイクノンの返品騒ぎでようやく伊奈勝平に騙されたと知る桜目家の人達。

そこへタイミングよく父ちゃんが出張から帰ってきます。もう、帰って来た父ちゃんの姿は安心感よりも怖さを感じました。もうすっかり長太郎と母ちゃん達の立場になってしまっているんですね。

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『男!あばれはっちゃく』15話より

ダイクノンの返品の山、父ちゃんのいない間に起きた事を知って、父ちゃんは母ちゃんに怒ります。長太郎は伊奈勝平を連れてきた佐藤部長を責めますが、信一郎はダイクノンを売るのを思いついた長太郎のせいにします。結局、長太郎のせいにされちゃうのかと理不尽に感じながらも、父ちゃんは母ちゃんにも怒るし、この後に来た佐藤部長にも怒るので、それでいいかなって。

父ちゃんが帰ってきて、問題の伊奈勝平がダイクノンの説明書を持ってやってきます。ここで初対面の父ちゃんと伊奈勝平。父ちゃんに気づくまでの伊奈勝平の態度と父ちゃんの怒りを爆発するまでの間が面白かったですね。

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『男!あばれはっちゃく』15話より

伊奈勝平は退散して、父ちゃんは伊奈勝平が持ってきた説明書をぶちまけるんですが、この後で佐藤部長が新聞を持ってやってくるんです。事情を知った父ちゃんは佐藤部長がダイクノンを買ってしまった事と自分の名前を間違えて覚えていた事に怒るんです、で、この時点で本当に父ちゃんがいないとみんなダメだなって思って、人の良いみんなが伊奈勝平に騙された話だと思ったら、佐藤部長は伊奈勝平のような優秀な人材を逃してしまったと嘆いていて、話がかみ合わない。

佐藤部長が持ってきた新聞を見ると、なんとダイクノンの特許申請がとれたという新聞記事が伊奈勝平の写真つきであるんです。

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『男!あばれはっちゃく』15話より

ええ、どう見ても詐欺師に騙された話だと思ったのに違うの!!って思いました。だって、怪しい様子は散りばめられていたし、最後に戻ってきた父ちゃんの怒りで反省して簡単に人を信じてはいけないという教訓かと思えばそうではなかったという大どんでん返し。

いや、それでも知り合いでもない父ちゃんの知り合いだって語ったのは嘘だし、父ちゃんと対面しても誰だか分からなかったし、だいたい父ちゃんの名前を間違えている人を信用する佐藤部長ってどうなのって思うところもあった。

これは詐欺の話だと思ってもおかしくない。佐藤部長が新聞を持ってくる前に、詐欺の話だと思っていた話の風向きが変わったかなって感じた前兆はあって、それが伊奈勝平が持ってきた説明書。

でも、その後で父ちゃんを見ても父ちゃんが誰だか分からない伊奈勝平を見て、やっぱり父ちゃんの知り合いだって言うのは嘘だったんだって思ったところへの、佐藤部長の新聞があって、二転三転して、結局、詐欺ではなくて、単なるうっかりさん達の話だったのかって。それでも、伊奈勝平が嘘つきであったのは変わらないですけどね。

なんだか、狐に包まれたような話でした。最後に父ちゃんに言われて長太郎がぶちまけた説明書を集めてそこに寺山先生がきて、長太郎が説明書を投げて、いつものように「暴れるぞ」って決め台詞で落ちるかと思ったら、父ちゃんの声が飛んできてそれをとめたのが面白かったです。

この最後の締め方も含めて、予想を裏切る展開が印象に残る話でした。

ゲスト出演者

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『男!あばれはっちゃく』15話より

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『痛快あばれはっちゃく』2話より

伊奈勝平役:沼田爆さん

1940年2月22日生まれ。劇団四季退団後、ドラマや映画、吹き替え、リポーターとして活躍。

沼田爆さんは、4代目『痛快あばれはっちゃく』で父ちゃんの会社の専務のいっぺいとして『あばれはっちゃく』シリーズに再登場しています。

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『男!あばれはっちゃく』15話より

ダイクノンを返品にきた女性(画面向かって右側の女性)役:上野綾子さん。

画面向かって右側の女性が上野綾子さんです。上野さんは1930年7月31日生まれ。東京都出身。

あばれはっちゃく』シリーズでもお馴染みの山際永三監督の映画監督デビュー作『狂熱の果て』(1961年・11月1日公開・大宝)に出演されています。他に『男はつらいよ寅次郎恋歌』(1971年・11月20日公開・松竹)にも出演。また、『男!あばれはっちゃく』21話に再登場されています。

『狂熱の果て』はついにDVD化されて見る事が出来るので、ぜひ、興味のある方は見てくださいね。 

狂熱の果て [DVD]

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  • 発売日: 2020/07/03
  • メディア: DVD
 

 

不甲斐ない管理人の柿の葉に愛の手を

15話のオープニングにはあと2人の女優の方の名前があります。

それが清水和子さんと蛭田幸子さんです。

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『男!あばれはっちゃく』15話オープニングより

清水和子さん

先に上野綾子さんの次にある清水和子さんについて。清水和子さんは、『男!あばれはっちゃく』18話にも再登場されていて、18話も確認してみました。15話と18話で同じ役者の方(演じている役は違うと思われる)が以下の画像の方です。

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『男!あばれはっちゃく』15話より

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『男!あばれはっちゃく』18話より

15話では上野綾子さんの隣にいる女性、18話に登場する女性と同じ(画面向かって右、女性の左目)目の下に黒子が確認出来ました。

もしも上記の方が清水和子さんだとすると、清水さんは劇団若草に所属されていたと思われます。1956年9月16日公開日活映画『隣の嫁』(監督・堀池清)に小手たけ子役で出演されています。また、『特別機動捜査隊』(1961年10月11日~1977年3月30日・NET(現・テレビ朝日))311話(1967年10月11日放送)に里子役で出演されています。

清水和子さんが劇団若草所属だと推定したのは、下記のリンクのキャストに清水和子さんの名前があり、そこに(若草)とあったために判断しました。

www.nikkatsu.com

また、同じく1957年1月15日公開の日活映画『孤獨の人』のキャストの中にも清水和子さんの名前があります。 

www.nikkatsu.com

 清水和子さんのドラマ経歴を調べていくと、1962年NHKドラマ『テレビ指定席 祝福』にもキャスト名があります。

1956年から活動されていたとして、『男!あばれはっちゃく』に出演された1980年には、24年のキャリアになっていると思いますが、子役として活動されていれば、年齢的にも問題がないように思えます。

ただ、ちょっと上記の方が調べた清水和子さんである自信があまりありません。

 

蛭田幸子さん

最後に蛭田幸子さんについて。15話に出演した方で他に台詞があったのが、ちとせ美工の女性社員とダイクノンを返品に来た和美ちゃんのママの隣にいた女性です。

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『男!あばれはっちゃく』15話より

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『男!あばれはっちゃく』15話より

こちらの2人は明らかに別の女性なのですが、オープニングに表示されたレギュラー、準レギュラー以外の役者名は4人(沼田爆さん、上野綾子さん、清水和子さん、蛭田幸子さん)。画像で紹介している人数は5人になり、数が合いません。

恐らく、どちらかが蛭田幸子さんだと思われます。蛭田幸子さんの名前で検索すると『UFO大戦争戦え!レッドタイガー』(1978年・テレビ東京)の2話に出演されていたことが分かりました。『UFO大戦争戦え!レッドタイガー』は、『あばれはっちゃく』のプロデューサーの鍛冶昇さんや、『あばれはっちゃく』シリーズの監督の1人松生秀二監督が監督して作品に参加されていました。

 

清水和子さんと蛭田幸子さんに関しての情報に自信がありません。不甲斐ない管理人の柿の葉を助けてくださる方、大歓迎です。