柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

犬塚弘さん死去

言葉を失う

今朝、とても悲しいニュースが飛び込んできました。それは、クレージーキャッツのメンバーとして一世を風靡した犬塚弘さんが94歳でお亡くなりになったニュースです。犬塚さんは大林監督の映画『海辺の映画館』(2020年)を最後に俳優を引退されました。長く活躍されていましたので、各年代ごとで犬塚さんの印象があり、特にクレージーキャッツ全盛期の世代には映画や音楽、コメディアン等での活躍が大きく思い出される方々がいらっしゃると思いますが、このブログ、私にとって犬塚さんは『痛快あばれはっちゃく』の春日幸一教頭先生でした。

春日教頭先生以外だと『怪獣大戦争ダイゴロウ対ゴリアス』(1972年・東宝)で演じた発明家のおじさんが好きでした。最後が幸せに見えてどこか寂しい印象を残していたのが忘れられません。それと別の映画で、インディアンに扮した姿も面白かったなあ。『水もれ甲介』(日本テレビ・1974年)で、ベースを弾く姿もカッコよかった。

あばれはっちゃく』シリーズでは、レギュラー、サブレギュラーの出演者の中で、一番長生きされているのは犬塚さんだな。犬塚さん、表舞台は引退しても、ずっとお元気でいてくれたらいいなって、3年前に引退された時に思いました。御年齢を考えれば、そう遠くないうちにお別れがくることは分かっていましたが、それでも、少しでも長くお元気でいてくれたらいいなって思っていました。でも、その日がとうとう来てしまいました……。

 

残念でとても悲しく寂しいです。犬塚さんは最後のクレージーキャッツでもありました。他にも、いろいろと書きたい思いはあるのですが、今は上手く言葉が纏まりません。犬塚弘さんのご冥福を心よりお祈りします。

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