柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

熱心にピンク・レディーの振付を覚える長太郎(ドラマを見て分かる設定129)

『俺はあばれはっちゃく』1話より

長太郎の部屋にあるピンク・レディー

『俺はあばれはっちゃく』の長太郎の部屋には、ピンク・レディーの写真が飾ってあります。上記引用画像にあるように、1話から長太郎の部屋にある3枚のピンク・レディーの写真。上記引用画像では小さいので、もっと分かりやすく大きく確認出来る『俺はあばれはっちゃく』18話の場面の示します。

『俺はあばれはっちゃく』18話より

この3枚のピンク・レディーの写真を調べてみると、同じ写真がヤフオクやメルカリ等で売られているのを見つけることが出来ました。それを見ると、写真の裏側にピンク・レディーの曲の振付の写真があり、振付を覚えることが出来るようになっていました。

page.auctions.yahoo.co.jp

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山勝のピンク・レディー集振付カード

調べていくと、山勝でピンク・レディーの写真の裏に振付の写真があるカードだったことが分かりました。未開封で3枚入りの商品も売られてたり、箱で売られているのが確認出来ました。長太郎が部屋に飾っていたピンク・レディーの写真は、山勝が売っていた振付を覚えることが出来る写真カードだったんですね。

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熱心にテレビを見て振付を覚える長太郎

ピンク・レディーの振付を覚えることの出来る山勝のピンク・レディー集のカードを持っていた長太郎。ここから、長太郎が熱心にピンク・レディーの振付を覚え、マスターしていたことが推測出来ます。ただ、小道具として長太郎の部屋にあるだけの飾りで、長太郎がピンク・レディーの振付を覚えていた訳ではないと思う人もいるかと思いますが、長太郎は2話で『走れ!ピンク・レディー』を見ながらカメレオン・アーミーの振付を踊っています。

そこに洗濯物を持った母ちゃんが来て、長太郎に「また、踊っているのかい」と話しかけていることから、長太郎がよく踊っていることが分かります。長太郎の部屋にあるピンク・レディーの振付を覚えることが出来るカード、母ちゃんの言葉と、実際にテレビを見ながら踊っている長太郎を見ることで、ピンク・レディーの振付を長太郎は熱心に覚えていたと言えるのです。

長太郎は「ピンク・レディーぐらい踊られないと時代に取り残される」と言って、洗濯物を干そうとした母ちゃんを引き留めて、一緒に踊りの続きをしているのです。当時は、ピンク・レディーの振付を熱心に覚える子どもは多かったので、長太郎も、また、その一人だったということですね。

『俺はあばれはっちゃく』2話より

一体感

小道具はその場や登場人物にあったものを用意して、その登場人物の趣味や個性を表現しているのかなって思います。それとも、脚本に書かれていることを表現するのに、見合ったものを既存の小道具の中から、すぐに用意出来る物を使って、特に意味を持たせることなく、使っている可能性もあるのかな。どちらにしても、見ている視聴者の私はちょっとした背景の小道具を見て様々な思いを駆け巡らせます。

それは、ドラマに出てくる小道具やテレビ番組は現実に存在していたもので、私も見ていたり、使っていたものがあるので、それを確認することで、なんだかドラマの人物と一体感を感じられて、私は得をした気分になって嬉しくなるからです。皆さんはどうですか。