あばれはっちゃくについて語りたい
子どもの頃に『あばれはっちゃく』が大好きで、大人になってDVDを買って見返して、あまりの楽しさと面白さに思うままに、『あばれはっちゃく』についてブログに書くようになり、いろいろと原作やコミカライズ作品にまで手を伸ばし、『あばれはっちゃく』のドラマについて、出演者、スタッフについて調べて11年程、このブログに書き綴ってきました。
たまたま、『あばれはっちゃく』関連で検索されてきた人達が足を止めて、このブログを読んでくださり、感想や『あばれはっちゃく』についての情報を教えてくれたり、私が幼過ぎてしっかり覚えていない事を年上のお姉さん、お兄さん方々が教えてくださり、同世代の方々と思い出を語り合ったり、新たな情報を頂き、はたまた、出演者の方やスタッフの方にもコメントを書き込んで頂いたりして、一般人の無名ブログにも関わらず、かなり濃い内容のブログになっていったと自負しています。
これは、私一人で出来た事ではなく、読んでくださり、足を止めてコメントを書いてくださった皆様のお陰であって、その交流はとても楽しく貴重な宝物です。
しかし、11年休みなく書き綴っていたのではなく、私生活が忙しかったり、気分が落ち込んでいて更新がない時もあり、そこから少しずつ常連さんが来なくなってきて、交流の場も少し途絶えてしまいました。
そうすると、もっと頻繁に更新しとけば良かったと思うのですが、無理して書いても良い記事が書けず、素人の私はアウトプット出来るだけのインプットと気力を取り戻していかないとダメなんだと痛感しました。
私が『あばれはっちゃく』についての記事を書く理由についても、11年の間に少しずつ変化していきました。ここに『あばれはっちゃく』関連で来た人達は、当然、『あばれはっちゃく』について知っている前提で、思い出話に花を咲かせたい、同じ話や登場人物にどんな気持ちを持ったか、持っていたか語り合いたいというのが最初の理由だったのに対して、今は『あばれはっちゃく』を知らない人達、知らない世代にどうやって『あばれはっちゃく』の面白さを伝える事が出来るかに変化していきました。
一時期、上記の記事へのアクセスが多かった時期がありました。
原因を調べてみると、Twitterで数人の方がツイートで拡散されていました。
アニメックがドラマに登場したことが注目されて拡散されたのだと分かりましたが、その数人の中に『あばれはっちゃく』を全く知らない人がいて、アニメックが登場する2代目の9話だけを見たいとツイートされていました。
その人のフォロワーさんの中に『あばれはっちゃく』を知っている人達がいて、ツイート主に作品について教えていたのを見て、それで『あばれはっちゃく』を知らない人が興味を持たれたのを目にした時に、理由が私の記事であっても、『あばれはっちゃく』を知り、見たいと思う人がいてくれたというのがとても嬉しく思いました。
しかし、レンタル出来るのは初代だけ。現在、『あばれはっちゃく』シリーズの再放送は望みが薄く、2代目の9話だけを見たい人は初代『俺はあばれはっちゃく』をレンタルするまでにはいかず、ましてやDVDを買ってまで見るところまではいかない状態だと知って、複雑な気持ちにもなりました。
確かに、それまで知らなかった作品の1話分だけを見るために、高いお金を出すのは躊躇います。
その人は配信を待つしかないとツイートされてましたが、ここ11年以上どこにも配信されていない現実を知っている身からすると、それも無理な話だと肩をすくめるしかありませんでした。
CSやBSでは放送されることもあったりしますが、全く『あばれはっちゃく』を知らなかった人達が『あばれはっちゃく』に興味を持って見るには、現在、ハードルが高いと思います。
現在は、新型コロナウィルスの影響でドラマの再放送が盛んですが、さすがに41年以上前のドラマ、現在では表面上の乱暴な父ちゃんの暴力に対してクレームがきそうな『あばれはっちゃく』シリーズのドラマの再放送は望めません。
『あばれはっちゃく』シリーズ(1979年2月~1985年9月)よりも新しいドラマであっても、例えば、『人間・失格~たとえば僕が死んだなら~』(1994年)『家なき子』(1994年)もいじめの描写の問題で再放送が無理だとされています。
作品の内容を見れば、『あばれはっちゃく』シリーズも『人間・失格』も『家なき子』も非難される作品ではないことは分かるハズですが、様々な規制から再放送が出来ないドラマが多くある現実の中で、再放送が無理ならネット配信をと考えるも、ネット配信も難しい『あばれはっちゃく』を知らない世代に知らせ、関心を持ってもらうにはどのように私は発信していけばいいのか、そんな事を考えるようになりました。
もちろん、『あばれはっちゃく』を既に知っていて、思い出を共有されている皆さまとも思い出を語り合いたいです。
私の一方的な感想ばかりのブログですが、『あばれはっちゃく』シリーズの話に関して感じた事や私とは違う見方、感想ががあったら、気が向いた時にでもいいいので教えてください。
大層な使命感を持って書いているようですが、単に『あばれはっちゃく』で盛り上がりたいなっていう気持ちが大きいです。