柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

厄介さん

サイコパス

人当たりがよく、話が面白く、情に優しい、人情のある言葉や声掛けをする人はとても聞き上手で人から信頼され、また適切なアドバイスを求められ、そのアドバイスが常識的であり、常識のある人間として大きく信頼を得ます。

でも、そんな人の中に相手が自分の敵だと認識したり、人格者の自分の評判を落とす人を見つけると、敵認定した相手を貶め、自分の信頼を武器にして、自分の悪い部分、都合の悪い分を隠し、或いは一部を誤魔化して事件の詳細を知らない人間に吹聴して味方を増やし、敵認定した気に入らない相手を孤立させ、悪者にして、その人の社会的地位を奪い、さらには生活が出来ないように追い詰めていく人がいます。

その人にとっては正義の行動であり、1人の人間を追い詰めても罪悪感は全くなく、というよりも善悪の概念がなく、ただ、自分が生きやすい、称賛を浴びていたい気持ちを満足させるためだけに、邪魔な人をどかす感覚で頭を働かせて動いていくのです。

こんな人に目をつけられては、こちらはたまったものではありません。

そういう人に気にられていたとしても、いつ何時、その人の胸先三寸で敵認定され、その人に細かい人生の相談をしていた秘密を利用されて、攻撃される材料にされてしまいます。

残念な事にこういう人が多く、そういう人ほど、人がどういう言葉や態度で信頼をするか、どんな言動が人格者だと思われるか熟知していて、心の奥底ではそう考えていない思ってもいなくても、人が喜ぶことを人前では演じる事が自然に出来てしまいます。

そういう人だと知らずに、そういう人の味方になって、人を追い詰めることを正義だと思って人を成敗して正義の味方になってご満悦な人達が増えてきて、そういう人達に苦しめられている人を見ていると、とても気の毒でなりません。

加害者の方が人格者に見られ、被害者が常識のない酷い人って思われる構図はDVの関係にも似ているように思います。

加害者と被害者の判別がつきにくい時代。LINEの会話の切り貼りで簡単に捏造が出来たり、口裏を合わせて1人を悪者にすることは簡単に出来てしまう世の中。

こんなのは、ネットがない時代からあって、罪のない人が罪人にされたりもしました。

いい人に見せかけて、心の中では自分だけがいい人になるために人を裏切り、人を悪者にする人間だっていて、ネットの時代にそういう厄介さんに出会う確率も増えてきました。

とても見分けがつきにくいのですが、厄介さんには気をつけないと、こちらの人生が破綻します。

利益になる人にはゴマをすり、見限った人間を損切りする人には関わり合いにならない方がいいと思います。

難しいですね、そういう人を見分けるのは。