柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

今も大好きなアニメ『魔法の天使クリィミーマミ』

魔法の天使クリィミーマミ

私がこれまで生きてきて見てきたテレビアニメの中で一番大好きなアニメが『魔法の天使クリィミーマミ』今から40年前。私が9歳の時、小学3年生の時にテレビで見て以来、今でもずっと大好きなアニメ。当時、9歳の私は主人公の森沢優ちゃんが大好きになり、今も一番好きなアニメキャラクターです。

私が当時住んでいた長野県では水曜日の夕方5時に放送されていたので、その日は放送に間に合うように学校から走って帰ってきて、息せき切ってテレビのチャンネルをつけて、息を切らせながら、『魔法の天使クリィミーマミ』を毎週見ていました。

その頃は、アニメ雑誌の存在も知らないまま、私はこのアニメを見ていて、ある日、本屋でポケット文庫サイズの分厚い『魔法の天使クリィミーマミ大百科』を立ち読みして、その時は買わなかったんですが、クリスマスのプレゼントにその本を父におねだりして、でも、立ち読みしていた本屋にはもうなくて、それで、何軒か本屋さんを梯子してようやく1冊見つけて買ってもらいました。

その本を何度も読んで主題歌やアニメの設定とか、登場人物のプロフィールを覚えて、その本を見ながら、大好きな優ちゃんの似顔絵を描いて、その絵を元に優ちゃんの紙のお人形を作りました。私は優ちゃんが大好きで、それまで、小学校入学に合わせて長い髪をショートカットにされて、男の子に間違えられるのがとても嫌だったのですが、大好きな優ちゃんがショートカットでとても可愛くて、ああ、女の子がショートカットでもいいんだって、すごく励まされました。一方で優ちゃんは1歳年上の10歳だったので、後1年早く生まれていたら、優ちゃんと同い年だったのになって残念に思っていました。

優ちゃんはクレープとグラタンが好物なんですが、私はグラタンは母が小麦粉からホワイトソースを作ってよく夕食に出してくれていたので食べていて好物だったんですけれども、クレープというものを知らなくて、このアニメで初めてクレープという食べ物の存在を知ったんですね。いつか、この新しい優ちゃんが大好きなクレープを食べてみたいなって思っていて、東京のお祖父ちゃんに行った帰りに原宿だったかで、買って食べてみて、こんな美味しいものがあったんだって感動したんです。

今はクレープなんて当たり前のスイーツなんでしょうけれども、40年前の田舎の流行に疎い小学生にとっては新しくて珍しい食べ物だったんですよ。私にとって、『魔法の天使クリィミーマミ』は小学生時代の思いがたくさん詰まった大好きなアニメです。中学2年生になってアニメ雑誌の存在を知って、『アニメージュ』の毎月の人気投票で優ちゃんがベスト20位以内に入っているのを見た時は、「あんなに昔のアニメなのに今も人気があるなんて、さすが優ちゃんだ」って思いました。

今思い返すと、終わってから4年しか経っていなくて、それにアニメ雑誌では大きいお兄さん、お姉さんたちが『魔法の天使クリィミーマミ』を応援していて、好きな人達が多くいたから、当時の私が思うほど、「あんなに昔のアニメ」でもなかったんですけれどね。

私自身が中学生になって、アニメオタクになってしまったのですが、『魔法の天使クリィミーマミ』はアニメオタクになる以前、純粋にテレビでアニメを見て、好きになったアニメなので、今でもその頃の気持ちのまま、アニメを思っていきたいんです。あの1年間夢中になったアニメ。

優ちゃんが大好きな俊夫が変身後の自分に夢中になって、現実の自分を見てくれない優ちゃんの気持ちが私は切なくて、そんな同じ自分に対する優ちゃんの思いは私の心を惹きつけました。

私はマミに変身する前の優ちゃんがとても大好きなので、マミという存在がすっごく大嫌いでした。ライバルのめぐみさんよりも大嫌いで、優ちゃんよりもマミを第一に考える俊夫に腹を立てながらアニメを見ていました。だから、俊夫が優ちゃんの正体に気づき、優ちゃんのことを考えてくれた話はとても好きなんです。

優ちゃんとマミは同じ人物なのに、物語の中では別人扱いで優ちゃんの周りの人間が2人に対する対応が違うせいだったからか、私の中ではアニメを見ていて、同一人物だと分かっているのにも関わらず、別人として見ていて、両者に対して、全く正反対の感情を持っていました。

途中で変身する道具がステッキからタンバリンに変わっちゃうですが、私はステッキの方が好きだったので、タンバリンには中々馴染めませんでした。それと、大百科を読んで、コンパクトの魔法はマミに変身するだけでなく、他の魔法もあることを知って、その変身以外の他の魔法って何だろうといろいろと想像していました。

魔法の天使クリィミーマミ』はタイトルから、関連グッズもマミのデザインが中心になっていたりするのも多いのですが、私の中では、主人公は優ちゃんだし、もっと優ちゃんがメインになってもいいのになって思っているので、キャラクターデザインの高田明美さんがマミよりも優ちゃんを大きく描いてくれるのを見ると、めちゃめちゃ嬉しくなってテンションが上がります。

40周年記念期間限定公式無料配信開始

今回、この40年間大好きなアニメ『魔法の天使クリィミーマミ』の話を書いたのは、今日、7月7日から、40周年を記念して、制作会社のスタジオぴえろYouTubeチャンネルで期間限定ですが、『魔法の天使クリィミーマミ』の公式無料配信が始まったからです。私が今も一番に愛しているアニメ『魔法の天使クリィミーマミ』。ぜひ、この機会に皆さんもご覧ください。第1話を見返してみて、ネガとポジが他の文字も読めていたら、他の魔法も使えたのになって、改めて思いました。

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