柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

ちょっと待って!

父ちゃんの職業

別の記事を書く準備をしていたのですが、ヤフーのエンタメニュースで『あばれはっちゃく』に関する記事が出ていたので読んでみたら、その記事の中の間違いが目につきまして、急遽、その間違いについての指摘記事を書くことにしました。問題のヤフーの記事は以下のリンク先です。Yahoo!に記事を提供した元のサイトの記事のリンクも同じく紹介します。

news.yahoo.co.jp

futaman.futabanet.jp

この記事には、以下のような記述があります。

1979年(昭和54年)の『俺はあばれはっちゃく』から1985年(昭和60年)の『逆転あばれはっちゃく』まで5作品が放映された。シリーズごとに父親の職業が大工やシェフなど設定が変わるのは『ケンちゃんシリーズ』と同じだが、主人公「はっちゃく」を演じる子役もそのたびごとに交代している。そのため「私にとってのはっちゃくは2代目」「自分は4代目だった」など、人により「はっちゃく」が違うのかもしれない。

この引用した部分に間違いがあるのです。「シリーズごとに父親の職業が大工やシェフなど設定が変わるのは」とありますが、『あばれはっちゃく』の父ちゃんの職業がシェフになったことは、1度もありません。

父ちゃんの職業は初代『俺はあばれはっちゃく』から4代目『痛快あばれはっちゃく』までが大工。5代目『逆転あばれはっちゃく』だけ動物園の飼育員に変わっているだけです。

2代目から母ちゃんが職業を持ち、長太郎の家で母ちゃんの仕事のお店をすることになり、父ちゃんが時々、母ちゃんの仕事を手伝うこともありましたが、基本的に父ちゃんは会社に勤め、そこで大工として働いていました。

初代の父ちゃんは駅前スーパーの営繕課で働く大工。2代目の父ちゃんはちとせ美工で働く大工、3代目の父ちゃんは立石建設で働く大工、4代目の父ちゃんはつくし美工で働く大工でした。5代目だけあさひが丘動物園で働く飼育員でした。以前、はっちゃくクイズで父ちゃんの勤め先をクイズにしたことがありますので、その時の正解と解説をした記事のリンクを下に貼りますね。

kakinoha.hatenadiary.com

また、改めて父ちゃんの勤め先が分かる画像を再度、こちらの記事にも掲載します。

初代『俺はあばれはっちゃく』父ちゃんの勤め先。駅前スーパー株式会社。

『俺はあばれはっちゃく』56話より

2代目『男!あばれはっちゃく』の父ちゃんの勤め先。(株)ちとせ美工。

『男!あばれはっちゃく』15話より

3代目『熱血あばれはっちゃく』の父ちゃんの勤め先。立石建設株式会社。

『熱血あばれはっちゃく』3話より

4代目『痛快あばれはっちゃく』の父ちゃんの勤め先。株式会社つくし美工。

『痛快あばれはっちゃく』35話より

5代目『逆転あばれはっちゃく』の父ちゃんの勤め先。あさひが丘動物園。

『逆転あばれはっちゃく』7話より

なぜ間違うのか分からない

また、2代目『男!あばれはっちゃく』からは、母ちゃんが家でお店を開いて仕事をするようになりましたが、それでも母ちゃんが飲食店をしたことはありません。2代目の母ちゃんは理容師、3代目の母ちゃんは洋裁店、4代目の母ちゃんはクリーニング店、5代目の母ちゃんは美容師です。

リンク先の記事では『あばれはっちゃく』以外の児童ドラマ『ケンちゃん』シリーズ、『5年3組魔法組』『少年探偵団BD7』も取り上げています。私は『あばれはっちゃく』が好きなので、『あばれはっちゃく』に関する部分の間違いに気づきましたが、他の作品の中にも、ちょっとした間違いや勘違いがあるかもしれません。

それらの作品にも、深いファンの方達は存在していますので、そうしたファンの人達にとっては訂正したくなるところもあるのではと思います。もしも、他の作品の記述や情報に間違いがなく、『あばれはっちゃく』の部分だけに間違いがあったなら、私はとても悲しいです。

父ちゃんがシェフだったなんてことは、思い出の中にも存在せず、また、作品を見ていたらそんな間違いはなく、さらにはDVDで見直してみれば、父ちゃんの職業がシェフだったなんてありえないって分かるのに、記事を書かれる方は、記事を書く前に確認をされないのでしょうか。

私は、些細な間違いや勘違い、別作品や父ちゃん以外の登場人物と間違えた(長太郎のクラスメイトの親の職業と間違えた)としても、その間違いがとても残念でした。プロの記者として、ちゃんと確認をして欲しかったです。

私も間違いを書いてしまうこともありますが、個人ブログで影響力も閲覧も少ない趣味で書いているブログとは違って、金銭をもらい、広く多くの人達に記事を読まれる立場であるならば、ちゃんと調べて確認をして記事を書いて欲しいです。また、指摘があった時にすぐに訂正をして欲しく思います。私は素人の私が確認出来ることが、玄人が確認出来ない訳がないと思っています。

私は懐かしい子ども時代のドラマやアニメの情報を集める時に、個人ブログや個人サイトさんから情報を得たり、思い出を共有することが多々ありますが、そうしたファンの方達の思いがこもった個人ブログや個人サイトの方がずっと情報が確かで正確なものが多く、作品に対する深い愛情を感じます。記事を書く前に確認をして欲しいです。私も年始めの記事で間違いを書いてしまったので自戒を込めてそう思いました。