柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

『痛快あばれはっちゃく』に出演した古谷徹さん

アニメが好きで『あばれはっちゃく』に関心があるなら

このブログでアクセスの多い記事の一つが下記の記事です。

kakinoha.hatenadiary.com

以前にも書きましたが、どうもTwitterでアニメファンの方達がアニメックが『男!あばれはっちゃく』のドラマ内に登場したことに注目して拡散されたのが原因らしいです。

拡散されたアニメファンの方は『あばれはっちゃく』を見ていた世代ではなく、昔のドラマにアニメックが登場したことを驚いていた様子でした。また、その方のフォロワーさんで『あばれはっちゃく』世代の方が『あばれはっちゃく』を説明されていました。

どんなきっかけであれ、『あばれはっちゃく』を知らない世代が『あばれはっちゃく』に興味を持ち、知るきっかけになって、知っている世代がそれをきっかけにして『あばれはっちゃく』を勧めていることは嬉しいことです。

ただ、そのやり取りを見ていて思ったのは、このアニメックが登場した『男!あばれはっちゃく』9話は邦彦が『紅の騎士』のセルを買うために訪れた場所なだけで、話の中では少ししか登場していなく、アニメックだけを目当てに見ようとしたら、多分がっかりされてしまうのではないかなっていうことでした。

私としては『あばれはっちゃく』のDVDを買ってドラマを見ることは損ではないと思いますが、この9話のアニメックの場面だけを見たいという人にとっては、高い買い物になってしまうのではないかなって心配になりました。

アニメ声優ファンなら4代目『痛快あばれはっちゃく』の方かな

なので、私としてはアニメ、またはアニメ声優のファンの人で『あばれはっちゃく』を見たことがない人が見るのなら、2代目『男!あばれはっちゃく』の9話よりは、先のリンク先の記事にも少し書いてありますが、4代目『痛快あばれはっちゃく』で、古谷徹さんがゲスト出演された64話「握手だ!アニメスターマル秘作戦」(『痛快あばれはっちゃく』DVDBOX3収録)の方がいいのではないかなって思います。

それは、現在も第一線で活躍されている古谷徹さんがメインゲストで出演され、その姿と声を思う存分、堪能できる話だからです。64話は古谷徹さんが、アニメ声優白鳥俊役で出演され、アニメ雑誌に掲載されていたり、アニメのアフレコ現場の場面があったり、古谷さんの声を生かした話の締めくくりにもなっているので、アニメファン、アニメ声優ファン、古谷徹さんのファンの方にはお勧めしたい話です。

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『痛快あばれはっちゃく』64話より

それと、『痛快あばれはっちゃく』で4代目長太郎を演じた主演の坂詰貴之さんは現在、声優として活躍中なので、声優坂詰貴之さんのファンの方にも子役時代の坂詰貴之さんの代表作の一つである『痛快あばれはっちゃく』をお勧めしたいです。坂詰さんはアニメのお仕事もされていますが、どちらかというと洋画の吹き替えの方が多いです。でも実は坂詰さんも『ガンダム』シリーズ作品に出演されていて、『機動戦士ガンダムUC』でベッソンを演じています。

古谷徹さんが子役出身であることは有名ですが、古谷さんが子役時代に所属されていたのは劇団ひまわりで、坂詰貴之さんが子役時代に所属されていた劇団も劇団ひまわりでした。劇団ひまわりは古くからある大きな児童劇団なので、劇団ひまわりに所属されていた人達がドラマや映画、アニメ、洋画の吹き替えで一緒にお仕事をされるのは珍しくありません。

それでも、なんというか『痛快あばれはっちゃく』で、古谷徹さんと坂詰貴之さんが共演されていたというのは、アニメ声優、『あばれはっちゃく』ファンの私としては貴重で嬉しいことだったりします。

また『痛快あばれはっちゃく』64話では、長太郎が古谷徹さん演じる白鳥俊と会うためにスタジオに忍び込んでいく場面で、当時テレビ朝日で放送されていた『オヨネコぶーにやん』と『科学戦隊ダイナマン』のポスターを見ることも出来ます。この2作品も子どもの頃に見ていたので、今、こうして見返すととても懐かしいですね。

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『痛快あばれはっちゃく』64話より

ちなみに管理人の柿の葉は、子どもの頃に見ていたガンダムシリーズでは『機動戦士ガンダム』が好きで、登場人物はアムロとセイラさんが大好きで、10代の終わりに放送された『機動戦士Vガンダム』も大好き、登場人物はカテジナさんが大好きな人です。富野由悠季監督の書いた小説のガンダムや自伝も数冊読んでます。

また、中学生の頃は『聖闘士星矢』に嵌り、『きまぐれオレンジロード』も大好きで、当然なことに声優古谷徹さんも大好きな声優の一人という、昔ながらのアニメ声優オタクだったりします。

確かに小学校入学前に『ドラえもん』の声優さん達の顔写真を見てショックを受けましたが、そこから、声優の意外性に惹かれていきました。柿の葉がアニメ声優オタクになっていった経緯はそんな感じです。

それと『痛快あばれはっちゃく』35話「ばあさん退治だマル秘作戦」(『痛快あばれはっちゃく』DVDBOX2収録)には、ザクだと思われる小道具が登場してくるので、その点でもアニメファン、ガンダムファンは少し楽しめると思います。ただ、こちらは小道具だけで話はアニメに関係がありません。

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『痛快あばれはっちゃく』35話より

個人的には

あばれはっちゃく』のファンとしては、初代『俺はあばれはっちゃく』~5代目『逆転あばれはっちゃく』まで全てお勧めなのですが、『あばれはっちゃく』を知らず、見たことがないけど、アニメに関連するものが登場してきたことで興味を持ってくれたのなら、そこを入り口にして見てくれる人が増えるのなら、嬉しいなって思います。

ただ、決して安い買い物ではないので、期待外れになって『あばれはっちゃく』にがっかりされてしまうのも悲しいので、今回の記事を書いてみました。

だからこそ思うのは、YouTubeチャンネル等で『あばれはっちゃく』シリーズの配信があればということでした。