柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

一途な気持ち

 ファンクラブに入っている人やそれを作っている芸能人を否定するわけではないが、私はファンクラブというのがどうも苦手だ。それは私が本当にその人だけを一途に一生涯好きでいられると確信が持てないからだ。

 残念なことに私は気が多く好きな有名人がたくさんいる。ようするにミーハーな人間なのだ。この人も好きなのにあの人のファンクラブに入るなんて私には考えられない事なのである。それに、現時点で物凄く好きだったとしてもその熱はいつか冷めてしまうものだ。

 私が20年以上好きでいられた芸能人なんて数少ない。今ではなんであんなに好きだったんだろうという人もいる。20年以上継続して好きでいる芸能人は、南野陽子さんと伊集院光さんくらい。

 私の中で今一番好きな芸能人は吉田友紀さんだが、これはそれまで私が好きな芸能人の中に吉田さんが加わっただけで吉田さんだけが好きという訳ではない。子供の頃に『あばれはっちゃく』は好きだったが、吉田友紀という役者としてではなくドラマの中の桜間長太郎という人物として好きだった訳で、吉田さんをずっと好きだった訳ではない。
そもそも吉田友紀という人物をしっかり認識したのは失礼ながら『俺はあばれはっちゃく』のDVDを買ってからだった。

 ファンクラブが苦手と思いながらもファンクラブに入り一途にその人だけを、いや入っていなくても長年に渡ってその人だけを好きでい続ける人を羨ましく思う。それは、私のできない事であり憧れであるから。
吉田友紀さんを好きだったという過去形で語るかつてのファンの中で、現在進行形のファンの方を見かけると素直に尊敬してしまう。ただ好きというだけでも好きでいられるエネルギーはかなりの気力を使うと思う。

 かつて好きだった人もその時の気持ちを語っている書き込みを読んでいる時は、その文がキラキラと輝いていてその頃の気持ちに戻ってときめいているのだろうなと思うと羨ましく思う。
私はいろんな人を好きになり過ぎてただ一人と思い一途に生涯応援していく人がいないから、どうしてもファンクラブというのに苦手意識を持ってしまう。