「ヒラメキング」で『あばれはっちゃく』を思い出した人達
私と同じ時代に『あばれはっちゃく』を見ていながら、『あばれはっちゃく』が嫌いだったという方の意見もネットをしている中で目にしてきましたが、その数は少なく、今も『あばれはっちゃく』が大好きな人達が大勢いて大事にされていることを知っています。
今月3月8日より始まった戦隊シリーズ『魔進戦隊キラメイジャー』でキラメイレッドに変身する充瑠が叫ぶ「ひらめきんぐ」 を聞いた多くの人達がTwitterで「あばれはっちゃく」を思い出していた人達のツイートをみました。それは、多くの人達の中に『あばれはっちゃく』が残っていた事の証明でした。
奇しくも『魔進戦隊キラメイジャー』の放送開始日は、初代『俺はあばれはっちゃく』の最終回からちょうど40年後の3月8日でした。
『俺はあばれはっちゃく』の最終回は1980年3月8日。『魔進戦隊キラメイジャー』の放送開始は2020年3月8日。
また、現在の戦隊は『秘密戦隊ゴレンジャー』を1作目にしていますが、私が幼稚園、小学生の子どもの頃は『バトルフィーバーJ』を1作目として数えていて、その『バトルフィーバーJ』と『俺はあばれはっちゃく』は共に1979年2月3日から放送が始まりました。
また、戦隊シリーズもあばれはっちゃくシリーズも共にテレビ朝日で放送されていたのもあって、直接の関係性はないんだけども、いろいろと思う所はあるんだけども、『魔進戦隊キラメイジャー』のお陰で『あばれはっちゃく』を今も覚えていて好きな人達がこんなにいるんだって知れたことは嬉しく、それが、ちょうど40年前に『俺はあばれはっちゃく』が最終回を迎えた40年目に放送が始まった最新の戦隊だったのに不思議な縁を感じたのです。
戦隊と『あばれはっちゃく』といえば、5代目長太郎役の酒井一圭さんが『太陽戦隊サンバルカン』(1981年~1982年)のバルイーグルに憧れて、戦隊のオーディションを受けて『百獣戦隊ガオレンジャー』(2001年~2002年)でガオブラックを演じたという繋がりもあったりしますね。
東映の戦隊ではなく、東宝だけど吉田友紀さんは『電脳警察サイバーコップ』(1988年~1989年)のジュピター(戦隊でいうところのレッド)を演じてましたね。
父ちゃんに似ている後輩を見た人の言葉を聞いて
戦隊とは別に『あばれはっちゃく』を覚えてくれているって私が感動したのが、YouTubeで見た動画でした。
私はプリッとchannelという現在は8名の(かつては9名で初期メンバーが4人が卒業し、新メンバー3人が入って現在8名)グループYouTuberが大好きなのですが、そのプリッとchannelが元お笑い芸人号泣、現在手相占い師の島田秀平さんのYouTubeチャンネルでコラボした時(コラボはプリッとchannel8人の内5人が参加)に、島田さんがプリッとchannelのメンバーの1人パンダさんに尋ねたんです。
#65【プリッとChannelコラボ】大人気YouTuberの怖い話が恐ろしすぎた…【前編】
(上記動画26:40あたりからの島田さんとパンダさんの会話から)
「ほんと、ごめんなさい。僕、みなさん、お若い世代なんで分からないと思うんですけど『あばれはっちゃく』のお父さんじゃないですよね」
「いいや、ちょっと、すみません、それは、ちょっと分からないです」
「これは、すみません、これはもう、ほんとごめんなさい。若い方は見てないですよね、もし、良かったら見てください」
尋ねたのは上記で貼り付けた26分40秒あたりです。プリッとchannelのメンバーは最年長のSasukeさん(現在2代目タガメ(期間限定改名中))でも1983年生まれの37歳、東野英心さんに似てると言われたパンダさんは1985年生まれの35歳なので、『あばれはっちゃく』を知らない世代なのです。
『あばれはっちゃく』は、シリーズ最終作の5代目『逆転あばれはっちゃく』が1985年9月21日で終わっていますから。
だから、島田さんは世代的に知らない人達に先に詫びてから、パンダさんが父ちゃん(東野英心さん)に似ているって突っ込んでいて、その島田さんの優しさと島田さんが『あばれはっちゃく』を覚えていて、プリッとchannelのメンバーに『あばれはっちゃく』を勧めてくれたのが嬉しかったんです。
島田さんは1977年生まれなので、『あばれはっちゃく』シリーズでは、恐らく3代目『熱血あばれはっちゃく』(1982年~1983年)4代目『痛快あばれはっちゃく』(1983年~1985年)と5代目『逆転あばれはっちゃく』(1985年)世代。ギリギリ2代目『男!あばれはっちゃく』(1980年~1982年)の後半からの世代だと思います。
また、島田さんは長野県生まれの長野県育ちの信州人なので、子どもの頃に長野県に住んでいた私と同じ時間帯、同じテレビ信州で『あばれはっちゃく』を見ていた世代なんです。だから、同じ時代に同じ土地で『あばれはっちゃく』を見ていた同郷としての思いも重なりました。
ちなみにプリッとchannelのメンバーも元お笑い芸人、現役お笑い芸人さん達で構成されています。
これを機にプリッとchannelの人達が本当に『あばれはっちゃく』を見てくれたら嬉しいです。パンダさんがレンタルビデオ店でバイトをしていた時の話の後での島田さんの『あばれはっちゃく』発言だったので、出来たら初代『俺はあばれはっちゃく』から見て欲しいなって思いました。現在、初代のDVDは廃盤になっていて、国際放映のホームページにも初代のDVDの販売情報はないのですが、ツタヤでは『俺はあばれはっちゃく』のDVDはレンタル可能ですから。全く知らない見ていない世代にはDVD購入より、レンタルの方がハードルが低いと思いますし。
『あばれはっちゃく』を制作した国際放映株式会社にも公式YouTubeチャンネルがあるんですが、私が登録した時点で15人。(この記事を書くのに確認したら1人減って14人になってた_| ̄|○)現在は過去の国際放映制作の児童ドラマの公式配信はありません。
でも、国際放映の公式YouTubeチャンネルがあるのなら、そこで『あばれはっちゃく』シリーズの公式配信して欲しいと望んでいます。一方でYouTubeはアメリカの会社が経営している動画配信サイトだから児童の裸や親に殴られる長太郎を不適切動画だと判断してしまうかもしれないないとYouTubeでの公式配信は望めないという諦めもあります。
本当はね、広く多く下の世代にもちゃんと気軽に時代背景も含めて『あばれはっちゃく』を知って見て欲しいです。島田さんのYouTubeチャンネルでそのきっかけ作りを垣間見て嬉しかったです。私のこのブログも、そういうきっかけ作りになっていたら、と思います。
プリッとchannelに関しては、いずれこのブログでも紹介していくと思います。
他にも好きなYouTuberはいるので、ブログで書いていくかもしれません。