歴代あばれはっちゃくの中でも一番原作に設定が忠実なのが初代『俺はあばれはっちゃく』ですが、この作品も原作と微妙に設定が異なってる所があります。それをいくつかあげてみます。
- 長太郎の容姿
原作:ずんぐりむっくり。脳天の所に禿がある。その理由は幼稚園の頃に女の子から「つむじが三つあることは遊ばない」と言われて包丁で一つつむじを取ろうとした為。口の端に火傷の痕がある。
俺は:細身で足長。脳天に禿はない。火傷の痕はない。鼻が胡坐をかいている。
ちなみに鼻が胡坐をかいているという理由でプロデューサーは吉田友紀さんを長太郎役に決めたという。プロデューサーが選んだ理由は『俺はあばれはっちゃく』DVDBOX2の付属解説書より。
- 長太郎とてるほの年齢差
原作:2歳差(長太郎小学5年生、姉てるほは中学1年生)
俺は:3歳差(長太郎小学5年生、姉てるほは中学2年生。第3話より判明。ちなみにこの3歳差は演じた役者の年齢差と一致する。長太郎役吉田友紀さん1966年生まれ、てるほ役島田歌穂さん1963年生まれ)
- 長太郎のクラス
原作:5年2組
俺は:5年3組
- 飼い犬
原作:飼い犬はいない。
俺は:ドンペイという飼い犬がいる。
ドンペイは3代目『熱血あばれはっちゃく』まで同一の犬が演じていた。
ドンペイは当時の国際放映の部長の飼い犬であり、タレント犬ではない。
国際放映の部長の飼い犬の情報は『俺はあばれはっちゃく』DVDBOX2付属解説書より。
- ひらめき
原作:逆立ちはしない。
俺は:いつもではないが大抵は逆立ちをしてひらめきを得る。
- 沢田公一
原作:色白で女の子みたいな容姿。家は八百屋ではない。特に長太郎と親友とかという描写はない。ドラマで正彦が担うような立場になる場合もある。
俺は:家は八百屋を営んでいる。母子家庭。一応、長太郎の親友である。
- 宮村ヒトミ
原作:ヒロシという弟が1人いる。
俺は:一人っ子。年の近いいとこのサトルがいる。サトルを演じたのは後に2代目『男!あばれはっちゃく』で長太郎のライバル佐藤邦彦役でレギュラー出演した長野昇一さん。
原作:ヒトミは長太郎の学校に半年前(5年生の時)に転校してきた転校生。
俺は:特に転校生という描写はない。もともと長太郎のクラスにいる子として登場している。
- 松岡恵子
原作:姉が1人いる。
俺は:一人っ子。
- 恵子と正彦の関係
原作:親戚関係はない。
俺は:またいとこ(はとこ)の関係。
- 吉井正彦
原作:色はあさぐろくて、きりっとしまった顔をしている。眉毛も太く、男らしい。ボクシングを習っていた。一人称は「俺」。ドラマでは公一の方が情報屋みたいな側面があったが、原作では正彦の方がその側面を担っていてタマエの身辺を長太郎の依頼で調べたりもしている。
俺は:どちらかといえば色白で、特に眉毛が太いというわけではない。 ボクシングは習っていない。一人称は「僕」
原作:父親が長治(長太郎の父親)の上司ではない。
俺は:父親は長治(長太郎の父親)の上司。
- 長太郎の担任の先生。
原作:佐々木先生は5年生の時の担任であり、長太郎が6年生の時には他校に転勤してしまう。(あまり話に関わってこない)話に大きく関わってくるのは6年生の時の担任である大林先生。
俺は:最後まで担任は佐々木先生。辞めなければいけない危機はあったが、(33話、43話)長太郎の行動や気転によってその危機を乗り越えている。原作よりも深く長太郎に関わっており、長太郎を理解してくれる数少ない大人の一人だった。
- 佐々木先生の名前
原作:佐々木治郎
俺は:佐々木信二郎(第13話、第15話より)、または佐々木賢一郎(第33話、43話、第46話より)
- 朝比奈元之介(第1話、第10話に登場)の孫
原作:女の子と男の子(女の子はヒトミより美人で写真を見た長太郎が気に入ってしまう)
俺は:男の子二人(第10話に登場)
- 児玉ルミ(6話に登場)
原作:ソフトボール部員。一人っ子。
俺は:テニス部員。弟がいる。
- 長治(長太郎の父親)の小学生時代の恩師
原作:小野田先生(女性)
俺は:大熊先生(第14話に登場)
- 吉野タマエ(第17話に登場)
原作:ショートカットのよく似合う、笑うとえくぼのできる、ごく普通の女の子。群馬から長太郎のクラスに来た転校生で長太郎と張り合おうとする。長太郎には惚れない。兄がてるほに惚れた為、おせっかいをしてタマエが代わりにラブレターを出して騒ぎを起こす。長太郎の事を「長太郎どん」と呼ぶ。
俺は:長太郎に助けられたことにより長太郎に一目ぼれする。長太郎の隣のクラスに大阪から転校してきた転校生。長太郎のことは「長やん」と呼ぶ。
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