柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

5、6歳の吉田友紀さん

今、時代劇専門チャンネルで「荒野の素浪人」を見終りました。三船敏郎さんが演じる素浪人は旅先で困っている人をあっさり助けるのではなく、当事者自身が自分達自身の問題として立ち上がり、立ち向かって行く時に手助けしてくれる人物で、それが、とてもかっこいいです。私が今日見た話には、当時5歳(または6歳になったばかりの頃)の吉田友紀さんが出演されています。あまり、長く難しい台詞はありませんが、ああ、さすがだな、と思うのは、吉田さん演じるひさくのおじいちゃんが拷問で殺された時、家の中で1人正座して、おじいちゃんの遺体の傍で線香をあげて悔しさと悲しさに満ちた目をしていたのを見た時です。

以前にも、書きましたが、私は吉田友紀さんの目の演技が好きで、目の中で感情を表すのに、惚れたのですが、あんなに小さい時から、それが出来ていたんだ、と思いました。とても小さいけれど、当時から一生懸命、本気で演技をしてたんだなと思います。吉田友紀さんは三船敏郎さんとの場面もありましたが、丁度、三船敏郎さんがしゃがんだ大きさと同じ背丈で、ああ、こんなに小さかったんだ。こんな小さい時から、頑張ってきたんだ。吉田友紀さんにとっては、その世界が当たり前で普通なんだと思いました。吉田友紀さんは鬘はつけず、後ろの髪を少し髷が出来るように縛っていて、よく通る声で可愛いかったです。

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