柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

『あばれはっちゃく』のイラストを描いた人について(推測の域をでませんが……)

あばれはっちゃく』シリーズのイラスト

5代目を除く『あばれはっちゃく』では、オープニング、アイキャッチ、サブタイトルにイラストが使われていました。

このイラストを描いたのが誰なのか、長年の疑問でした。

f:id:kutsukakato:20191108004109p:plain
f:id:kutsukakato:20191108004121p:plain
f:id:kutsukakato:20191108004149p:plain
f:id:kutsukakato:20191108004136p:plain
f:id:kutsukakato:20191108004216p:plain
f:id:kutsukakato:20191108004203p:plain
f:id:kutsukakato:20191108004243p:plain
f:id:kutsukakato:20191108004228p:plain


この人かな?

 とろろいもさんのブログでも話題になり、ログイン アメンバー|Ameba by CyberAgent [アメブロ] この時は、中山正美さんが挿絵を描いた吉田足日先生の『大きい1年生と小さな2年生』(偕成社1970年)の挿絵を見て、中山正美さんの可能性が高いのではないかということなりました。

大きい1年生と 小さな2年生 (創作どうわ傑作選( 1))

大きい1年生と 小さな2年生 (創作どうわ傑作選( 1))

 

  私もコメント欄で、中山さんは『あばれはっちゃく』の原作者山中恒先生の『おばけのうた』(偕成社 1974年)に挿絵を描いてる接点があり、中山さんの絵が『あばれはっちゃく』の長太郎の絵に似ていると書き込みました。

コメント欄には、間違えて1978年発行と書き込んでしまいましたが、今回、これを書くにあたり再度調べたところ、1974年の方が正しいと確認しました。

おばけのうた (偕成社): 1974|書誌詳細|国立国会図書館サーチiss.ndl.go.jp

ただ、やはり決定打に欠け、中山正美さんだと断定出来るのは難しかったです。

もう一人の候補

 いったい、誰が描いたのかは疑問のまま、月日は流れていきました。

 先日、このブログの過去記事を整理してた時に、過去記事で紹介した『俺はあばれはっちゃく』のドラマ内で使われた本『白い川の白い町』の表紙を見てみて、この表紙のイラストが『あばれはっちゃく』シリーズで使われたオープニング、アイキャッチ、サブタイトルのイラストに似ている感じました。

俺はあばれはっちゃくに登場した本や歌(ドラマを見て分かる設定13) - 柿の葉日記d.hatena.ne.jp

白い川の白い町 (少年少女創作文学)

白い川の白い町 (少年少女創作文学)

 

 『白い川の白い町』の表紙イラストを描かれたのは、北島新平さん。

北島新平さんは、1926年福島県生まれ、1944年に長野県に移り住み、1971年で上京するまで、伊那谷の中学校で教師をされました。

東京で画家として活躍された後、長野県に里帰りされ、信州を代表する画家として活躍されています。

児童出版美術家連盟会員です。

参照リンク。

sinsyu.com

www.dobiren.org

 なんとなく、似ているという私の個人的な判断で確かな情報ではないのですが、中山正美さん以外の一人の候補として、北島新平さんの名前を挙げておきます。

もしかしたら、中山正美さんでもなく、北島新平さんでもない別の誰か、例えば『あばれはっちゃく』の美術スタッフの可能性もあるかもしれません。

2015-11-09 17:01:41