柿の葉日記

主にドラマ『あばれはっちゃく』について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

ああ、分かっちゃいない。ただ、かけてみたのだ。

赤ひげ2第1話「憎しみの果てに」感想

 録画していおいた『赤ひげ2』を見ました。

話は、赤ひげこと新出去定の小石川養生所で働く医師の1人、保本登の視点から語られます。

保本がナレーションも兼ねています。

第1話では、足を刺された遊女、およねが小石川養生所に運ばれたことで、赤ひげの10年前の過去が少し分かります。

およねが小石川養成所で慕われている赤ひげを皮肉り、養成所に入院していても食事もとらずにいて、保本はおよねに不信を抱きます。

およねは、赤ひげの腕の古傷を見てから、赤ひげを批判しているのですが、この古傷が3回ほど印象的にうつされます。

3回目では、保本が赤ひげにおよねのことを話した場面で、赤ひげが古傷を手で隠してから、保本の疑問に答えています。

およねが赤ひげを批判するのは、10年前の出来事が原因で、古傷もその時に出来ています。

この古傷がこの話のキーワードなので、視聴者に印象的に見せているのだと思いました。

同じことは、同じ養成所の患者のきすけとおよねが会話をしている時に、きすけが手入れをしている仕事道具ののみを見せている場面です。

この前に、保本がおよねがいつか人を殺すかもしれないって言っていたことをおよねの遊女仲間から聞いていて、包丁の心配をしているので、赤ひげに恨みを持つおよねが包丁を使って赤ひげを殺すかもしれないという心理的不安を視聴者に感じさせたところで、きすけとおよねの場面に変わるので、見ていた私はのみがおよねの手に渡らないか、ハラハラしました。

きすけがのみをしまうところまで見せて、一度、安心させるのも効果的でした。

 後からおよねを刺した犯人が判明するのですが、この時に保本が推理した考えには矛盾があると思った後に、それを解消する場面が出てきたので、その後はすんなりと見る事が出来ました。

 すると、今度はおよねが赤ひげを恨む理由は何のか?という謎が知りたいと思い、ずっと作品に見入ってしまいました。

最後まで見ていって、出来事には多面性があり、1人の視点だけでは真実は見えてこないんだなってことでした。

今回のタイトルは、赤ひげがおよねに言った言葉で、私が第1回で一番響いた言葉です。

ああ、分かっちゃいない。ただ、かけてみたのだ。

 ちなみに、私は病院で採血をするだけでもとても怖がって、目を瞑ってしまうので、およねの傷口を見た時、傷口を縫う時、赤ひげが3人まとめて手術をする場面は、とても怖くて見ているだけなのに、痛みを想像してしまい、心臓がバクバクしました。

麻酔なしの切開や縫合って、もう、こうして思い出して書いているだけでも、ドキドキします。

明日、金曜日に第2話が放送されます。

その次の第3話は朝妻秀明さんの後輩、皆川智之さん演出の回です。

BSNHKで金曜8時から。

見られる環境のある方、興味のある方は見てみてください。