kakinoha.hatenadiary.com
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過去に上記のリンク記事でも書きましたが、私が一番好きな登場人物は桜間てるほで一番好きな話が第50話です。これは、ひとえにてるほの50話の台詞にあります。それは、てるほが長太郎をどう思っているか語っている台詞です。
「でも、わたしは勉強が大嫌いで喧嘩や悪戯ばかりしている弟が心の底ではどことなく憎めないんです。やはり姉弟という強い絆で結ばれているからでしょうか?恐らくわたし達は一生喧嘩しながら付き合っていくのかもしれません。だけど、わたしはそれでいいと思うんです。わたしはこの出来の悪い弟をいつまでも面倒見てやるつもりなのです」
この台詞は子供の頃よりは今聞いた方が胸にきます。年月の重さが加わったせいでしょうか。この話を再見した後DVDの解説書にあったてるほ役の島田歌穂さんのインタビューを読んだのですが、このインタビューで長太郎役の吉田友紀さんに送ったメッセージを読んだ時、上のてるほの台詞と重なって、なんというか……ジーンと胸が痛く、切なく、愛しくというか上手く説明出来ないのですが、そんな気持ちがこみ上げてきました。
「そうですね…お互い子役上がりですし、子役は大人への切り換えが難しいとか、大成しないとか言われる中で、お互いよく頑張ってきたよねって言いたいですね。きっと今だったら芝居でももっと面白いことが出来ると思うし、トモ(吉田友紀)とはずっと仲良くしていきたいですね」
『俺はあばれはっちゃく』にはたくさんの名台詞や心に残る台詞がありますが、もし一つだけ挙げろと言われたら私の場合はこの第50話のてるほの台詞なのです。長太郎とてるほは第1話から姉弟喧嘩をしてるし、てるほは何かと言えば「大体、長太郎が悪いのよ」が口癖みたいになっているし、長太郎もてるほを「元デベソのヒステリー」だの「史上最低のブス」だの言いまくっていますが、なんだかんだで仲の良い姉弟でわたしはこの二人が大好きです。
吉田さんも島田さんも幼い頃から芸能界で活躍されていて現在も芸能活動を続けていますが、お二人ともいつまでも元気で活動されて頂けたらなと思っています。