柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

あばれはっちゃく

私が子供の頃にやっていた大好きなドラマです。当時住んでいた長野ではテレビ信州で確か夕方6時から「ルパン三世」とセットで放送していて、(分かる人にはわかると思いますが、当時のテレビ信州はテレビ朝日日本テレビの二つの系列局だったのです)その後にニュースを見るのが定番でした。地方でしたから、キー局から見たら放送はかなり遅れていたのではないでしょうか。

私が見ていて記憶にあるのは4代目までですね。(というか、5代目は今世紀になってからその存在を知ったので、私の記憶の中では、「はっちゃく」は4代目までだったのです)4代目は、それまでアイディアを出す時に逆立ちだったのが、ブリッジになったのが新鮮でした。
逆立ちやブリッジはよく真似をしました。高学年になって組体操でブリッジをした時は、「はっちゃくみたいだな」っと思って嬉しかったものです。

どのシリーズのというのまでは覚えてないのですが、記憶に残っている話は3人のはっちゃくが揃って新しいはっちゃくにはっちゃくの称号を譲る話、先生の家でドッグフードのオムレツを食べる話、お店の洋服をケチャップで汚して赤い絵の具で誤魔化す話などです。

今でも好きなドラマの一つで忘れたこともない作品ですし、ネットでファンサイトをみて思い出に触れていた作品の一つでもあったのですが、今年になって急にもう一度映像で作品を見たくなり、思い切って初代のDVDを買ってしまいました。

DVDを見て長太郎の部屋や2つ目のオープニング、断片的に覚えている場面などを見て懐かしく感じました。特に、2つ目のオープニング映像は私の記憶の中にある「はっちゃく」のOPといえばこれというのに当てはまりました。また、はっちゃくは細くて常に走り回っているというイメージにも初代は一致します。

では、そんな懐かしい「俺はあばれはっちゃく」その中でも好きな話の感想を少し書いてみます。

第50話「クシャミ一発」あらすじ(DVD-BOX 2内 DVD13枚目に収録)
 
放送部のてるほが家族のことを吹き込んだテープを聞いた長太郎は自分が笑いものにされたと勘違い。テープを台無しにして、てるほに恥をかかせてしまう。その事を責められた長太郎は家出をし旅の坊さんに出会う。そして、その坊さんの癌で死んでしまった姉の話を聞かされる。姉は親のいない坊さんにとってたった一人の肉親だった。一方、てるほは激しいお腹の痛みを訴え病院へ運ばれていた。

姉ちゃんの為にお百度参りをする長太郎に旅の坊さんが言う台詞が好きです。たった二人の姉弟。喧嘩はしても最後の最後は一番大切にしなければならない存在。その事をしっかりと思い出させてくれる話です。長太郎に対しててるほが思う言葉がしみじみときます。一番好きな話です。

第14話「泳げ鯉のぼり」あらすじ(DVD-BOX 1 DVD4枚目収録)
 
鯉のぼりを欲しい長太郎。正彦の鯉のぼりを見た長太郎はつい友達に自分の鯉のぼりを見せる約束をしてしまう。
だが、実は鯉のぼりを持っていない。そんな時長治の小学生時代の恩師である大熊先生が訪ねてきて……。

大熊先生の家まで電車を使わずボロボロになってもやってくる長太郎の姿が大好きです。とっても可愛い。ある意味勢いで嘘をついちゃった長太郎の自業自得な所があるんだけど、(正彦の挑発も意地悪ではあるんだけど)とにかく鯉のぼりに対する純粋で一途な思いが健気で可愛いのです。二番目に好きな話です。