柿の葉日記

主にドラマ『あばれはっちゃく』について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

ヒトミちゃんと恵子ちゃん(ドラマを見て分かる設定33)

『俺はあばれはっちゃく』の最初の頃を見ていると、ひょっとしたら恵子ちゃんは少しだけ長太郎を好きだったのではないか?と思う節がある。第2話で恵子ちゃんは誕生日会に長太郎を呼んできて欲しいとヒトミちゃんに頼んでいる。

 この誕生日会は恵子ちゃんにとって自分のはとこの正彦のお披露目会でもあった訳で、公一も呼んではいるが、恵子ちゃんの誕生日会に行く事を渋る長太郎を誘う理由としてヒトミちゃんが「沢田君も来るわよ」と言っているので、公一を誘ったのも長太郎を呼ぶ為だったのではないか?と思ってしまう。それでも、長太郎が渋るのでヒトミちゃんは正彦の事を持ちだして、長太郎の負けず嫌いな所を利用して誘い出している。この辺りはヒトミちゃんは長太郎の事を熟知していて巧く操っていると思う。

 恵子ちゃんは公一よりも先に長太郎がヒトミちゃんを好きだという事は知っていたと思う。自分の誕生日会に長太郎を呼ぶ時にヒトミちゃんに頼んだのもヒトミちゃんの頼みなら聞くだろうという考えがあったのだと思う。また、ヒトミちゃんも恵子ちゃんの気持ちは知っていたのではないか、長太郎にキスをねだられて「馬鹿ね。調子に乗らないの」と言ったのも恵子ちゃんがいたから、それをあっさりかわしたのかもしれない。

 第3話では長太郎がヒトミちゃんだけに見せる為に持ってきた長太郎の小さい時の写真を取り上げて「可愛い」と言っているし、ヒトミちゃんの誤解を解く為に昇降口で待っていた長太郎の腕を取って帰っていっているし、第7話では痴漢を捕まえた長太郎に寄りかかって「だって勇敢なんですもの」と言っていたりする。

 恵子ちゃんが長太郎を好きだったりするのかな?と思うのはこの頃辺りまでで、それ以降はそうでもない。時々、思い出したようにそうなのかな?って思う所はあったけど、減っていく。逆に恵子ちゃんはヒトミちゃんも長太郎を好きになってきてるのに気づいていたのではないかと思う所が出てくる。公一がノリコちゃんの事を報告した時に「ヒトミちゃんとどっちが可愛いの?」と聞いた時は恵子ちゃんはヒトミちゃんの気持ちを心配して聞いたのではないか?と思ってしまう。

 恵子ちゃんとしては「勿論、ヒトミちゃんだよ」の答えを期待してヒトミちゃんを安心させたかったのだと思うが、公一はニヤニヤとしてお茶を濁した。あの時のヒトミちゃんの複雑な顔はなんとも言えない。自分の所に心があって当たり前の長太郎の心が自分から離れていく。ヒトミちゃんのプライドもあったかもしれないが、ヒトミちゃんが長太郎を好きになっていったのなら、寂しさもあったと思う。

 ヒトミちゃんと恵子ちゃんは親友同士で互いに好きな人が誰なのか特に相手から聞かなくても、気づいていたのかもしれない。恵子ちゃんは少しは長太郎が好きだった時期もあったかもしれないが、やがてそれもなくなっていたのではないか?ヒトミちゃんも最初はそれ程好きではなかった長太郎を段々と好きになっていったのではないか?と思ったりする。

 友人の気持ちを考えてまだそれ程好きではなかった長太郎の気持ちを軽くあしらったヒトミちゃん。やがて、長太郎から興味を失っていった恵子ちゃん。二人の関係は長太郎の存在によって特別波風が立つことなく、うまい具合に互いの気持ちが変わっていったように思う。