柿の葉日記

主にドラマ『あばれはっちゃく』について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

価値観の違いだね

 これは『気まぐれ本格派』の新ちゃんの台詞。

『俺はあばれはっちゃく』の第1話で長太郎が登校途中でヒトミちゃんを見つけて呟いた長太郎に公一が傍に寄ってきて、長太郎に質問します。

「可愛いんだよなぁ」
「誰の事?松岡さん?(松岡は恵子ちゃんの苗字)」

 長太郎はなんて事を言うんだという態度をとりますが、公一は首を傾げます。
首を傾げているという事は長太郎の発言に疑問を感じているという事。公一は恵子ちゃんの事を可愛いと思っても別に変だとは思ってなくて、だから、長太郎が「可愛い」と言ったのが恵子ちゃんだと思って聞いたのに、長太郎が大げさに否定をしたから首を傾げたのだと思います。公一がからかったのかとも思いますが、その表情を見るととてもそうは思えません。

 長太郎が恵子ちゃんを可愛いと思ってはいなくても、公一はそう思っていない。逆に長太郎がヒトミちゃんを可愛いと思っていても、公一はそうは思っていないといえます。
ドラマの公一はてるほの事を素敵で綺麗だなと思っていて淡い恋心を抱いていますが、長太郎は自分の姉のせいか、てるほの事は「史上最低のブス!」「元デベソのヒステリー」と言いまくっていて、自分の姉を可愛いとは思っていません。

 こうして見ると、長太郎と公一は「可愛い」と思う価値観が違うのかもしれません。だから、公一もヒトミちゃんを好きにならずに、長太郎と公一が恋のライバルになる事もなく、長太郎がヒトミちゃん絡みで公一に焼きもちを妬く事もなく親友として付き合えてたのかもしれません。これが原作だと公一とヒトミちゃんが仲良くして長太郎が焼きもちを妬き、結果的に長太郎がヒトミちゃんに酷い事をしてしまうのです。ドラマだったらヒトミちゃんと仲良くして長太郎に焼きもちを妬かせるのは公一でなく正彦なんですけど。

 第41話でも公一がノリコちゃんと長太郎の事をヒトミちゃん、恵子ちゃん、正彦達に報告した場面でノリコちゃんについての意見を述べ、恵子ちゃんの質問にはニヤニヤしてお茶を濁していました。

「きっと、好きなんだぜ。なかなかチャーミングだしね」
「じゃあ、ヒトミちゃんとどっちが美人?」
「さあ、それはちょっと、俺の口からは……」

 2人とも可愛くて甲乙つけがたくてお茶を濁したか、はっきり言うのに抵抗があったのか、ただ反応を面白がってたのかは分かりませんが、即座に「ヒトミちゃん」と答えないあたりが、公一がさほどヒトミちゃんを特別可愛いと思っていないのかなと思ったりします。