柿の葉日記

主にドラマ『あばれはっちゃく』について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

姉弟喧嘩(ドラマを見て分かる設定70)

初代桜間姉弟は第1話から早速喧嘩をしています。仲の良い姉弟です。喧嘩の発端は、てるほがドンベイの事を「薄汚い雑種」と言った事に対して、長太郎がてるほの事を「でべそ」と言い返したことから。でも、ここまでは、てるほも冷静で「また、言った。もう治ったのに」と言い返していますが、長太郎に「だから、元でべそじゃないか」と言われてしまい、腹の虫の治まらなくなったてるほは「悔しい〜!」と拳を握りしめて、長太郎の頭を叩きます。

大体がてるほの方が口が達者で自分の所に火の粉が飛んでくる前に、話をすり替える事の方が得意なイメージがあり、(例えば第44話の詐欺師に騙された時に母ちゃん、てるほ、長太郎の3人が父ちゃんに怒られた時)長太郎の方が相手の言葉に反論できなくて手が出てしまうというイメージがあるのですが、(特に正彦に軽くあしらわれた時、第14話、第24話、第35話など)第1話の姉弟喧嘩の流れを見てみると、そのイメージとは逆だと言う事が分かります。

口達者なてるほが言い返す事が出来ず、手を出すしかない状況にさせたという事は「でべそ」がてるほの唯一の弱点でコンプレックスで、長太郎もそこがてるほの弱点だと分かっているからこそ、そこをついてくるんだと分かります。原作でも美人で頭の良いてるほの弱点として「でべそ」は挙げられています。(また、ドラマの中では触れていませんが、原作だと、てるほは自分の名前にもコンプレックスを持っていて、それは自分の名前がストリッパーと同じだという事。「てるほ」という名前をつけた親を恨んでいたりします)

長太郎って意外と先に手を出すイメージがあるのですが、実は口の方で相手を追いつめる事の方が多いかもしれません。第26話でも公一の事を言葉で傷つけていたりします。言葉ではないけれど、第30話で恵子ちゃんにちょっかいを出してからかったりして長太郎の中では遊んでいるつもりでいる。先に手を出す、攻撃をしてくる、物を壊すのは長太郎よりも相手(てるほ、公一、恵子ちゃん)だったりするのですが、なんというか、長太郎は相手に言葉では言い返せない状況に持っていくというか、相手の弱い所を見抜いて突いてくるのが得意なんでしょうね。姉のてるほでさえ、弱点を突かれて冷静でいられないのですから、同級生の公一と恵子ちゃんが負けてしまうのは仕方がないのかな?と思ったりもします。多分、長太郎が言葉や気持ちの面で絶対に勝てないのはヒトミちゃんだけなんじゃないかな?

相手の弱い所を言葉で責めてしまうというのは悪い所でもあるのですが、裏を返せば相手の事を良く見ていて分かっているとも言えるんだろうなと思います。見えているからこそ、喧嘩の時はそこを突いてくるし、そうでない時はそこをフォローしてくるんだろうなと思います。(第26話と第30話は長太郎の方では喧嘩を売るつもりではなかったと思いますが)

長太郎とてるほの喧嘩に戻ると、第3話でもてるほが長太郎の勉強を見ている途中で長太郎がトイレに行き、トイレットペーパーを全身に巻いて「ミイラ男だぞ」とふざけていて、てるほの方が長太郎の耳を掴んで引っ張っています。ここでも長太郎の方では第30話の恵子ちゃんと同じように長太郎はふざけて遊んでいたりしているんですよね。で、暴力に訴えているのはてるほの方…。改めて長太郎とてるほの姉弟喧嘩を見てみると、長太郎の悪ふざけに、てるほが怒って手が出るパターンが二人の喧嘩の場合は多かったんじゃないかなと思います。今回は、第1話と第3話を例に挙げてみましたが、そのうち、いつになるか分かりませんが他の話数での桜間姉弟の喧嘩も見て検証していきたいなと思っています。(あ、お下がりの方も…でも、お下がりはシリーズ通して見た方が面白いだろうな…私の場合は初代の中だけで見ていくか)