柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

思い

石立鉄男さんのファンの方が石立さんが亡くなられた時、石立さんが共演者の間で浮いていなかったかという事を酷く心配されて、でも、山口いづみさんのブログを読んでそれが杞憂だった事を知って安心した事をサイトの中で書かれていました。それを、山口さんが読んでいてご自身のブログの中でも触れていました。山口さんはそこで何か伝えたかったけれど、ファンの方が作り上げてきた所に何度もお邪魔しては悪いと感じて、ブログの中でその管理人さんの言葉にお礼を述べていました。それを見た時に、互いを思いやる優しさ、思いやりを感じて、しみじみいいなと思いました。直接のやり取りはなくても、お互いがお互いの思いを尊重し大切にして、互いが大切にしている部分を本当に大切に扱っている。その思いと優しさが伝わってくるのです。テレビの向こう側とこちら側。作り手と見る側の違いはあれど、一つの作品、一人の役者、この場合は石立鉄男さんを通して、それぞれに抱いた同じもの、人を大切にする者同士が、その大切なものを大事に扱っている…貴重な宝物を大事にしている…とそう感じるのです。

他にもブログやサイトを通して、長い年月を超えて作り手とファンの方がそれぞれにお互いを知り、直接なやり取りはなくても、お互いに思いを大事にされているのだというのを何度か目にした事があります。斉藤浩子さんのブログに失礼な書き込みをした人に怒った人のブログに浩子さん自身がお礼を書き込んでいたり、そのファンの人は本当に昔から浩子さんのファンの人で、だからこそ失礼な書き込みに腹を立てたのだと思うし、浩子さんの為に怒ったのだと思うのです。その浩子さんからお礼の書き込みを頂いた時はどんなに嬉しかったろうか…?とそう思います。その人は浩子さんからのお礼が欲しくて怒ったのではない。そんな、見返りなど考えもしないで、浩子さんに対しての失礼な書き込み、浩子さんの気持ちを考えて怒ったのだろうというのは良く分かるのです。それだけ、好きなんだなって…。

好きなもの、好きな人を大切に思う気持ち。同じものを愛おしく感じ、その相手の思いを尊重し優しく大切に扱おうとする心。その互いの思いは、それをただ見ているだけの私の心も温かくしてくれました。私もまた、そうして大切にし心が温かくなる好きなものを大切に守っていきたいと…そう思ったのです。