柿の葉日記

主にドラマ『あばれはっちゃく』について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

肩を抱いて(ドラマを見て分かる設定62)

第40話で長太郎がヒトミちゃんを連れてパフェを食べに行きます。パフェを食べに行くだけなのに、なんだか大イベントのようです。そう、第4話のパンダ並みに。今では当たり前の食べ物でも、出てきた当初は珍しくて豪華で特別な食べ物って確かにありました。ティラミスとかパンナコッタとか、カルボナーラとか、食べ物自体は変わらなくても呼び名が変わって珍しく感じるようになったのはパスタかな。昔は全部スパゲティでしたから。後は麦茶とか緑茶、水がペットボトルで売り出された時もびっくりしました。おにぎりのシーキチンも。ちょっと脇道に逸れすぎました。話を戻します。パフェは豪華で特別な食べ物という感じはありますが、珍しいという感じは私の中ではありません。でも、長太郎とヒトミちゃんを見ると、どうやら当時(1979年)では、まだ珍しい食べ物だったように見えます。しかし、この二人の様子を見てみると、まるで、デートのようですね。長太郎もヒトミちゃんの肩に手を回していて、ヒトミちゃんも嫌がっていません。

第24話では夏休みに江の島にヒトミちゃんをデートに誘って、「二人きりなら考えとくわ」と言われ、正彦からは「デートをするならお金が必要だよ」と言われた長太郎でしたが、第40話では父ちゃんというスポンサーを得て、父ちゃんと一緒という事で二人きりではないという条件もクリアしてヒトミちゃんとのデートにこぎつけたようです。長太郎も成長したものです。さすがの学習力です。きっと佐々木先生も普段の勉強もそのくらい力を入れてくれたら、と思う事でしょう。しかし、それも倉持さんに阻止されてしまいます。なかなか思うようにならないヒトミちゃんをなんとか、思うようにしたい思いから公一を使って操り人形を操る練習をするようになるとは、そうとう思いつめていたのでしょうか?「まさか、そんなうちの長太郎に限ってそんな馬鹿な」と父ちゃんだったら言いそうですけどね。でも、それまでは隙あらばヒトミちゃんに触れようとして痛い目にあっていた長太郎がパフェにつられたとはいえ、肩を抱く事を許可されているのは凄い事です。パンダといい、パフェといいヒトミちゃんを誘うには何かしらないと駄目なのかもしれません。物に弱いのかなヒトミちゃん。

これが、第39話の後だと考えると二人の距離が縮んだのかなと思ったり、第39話ではヒトミちゃんをスタジオから連れ出すあたりから、長太郎とヒトミちゃんの立場が逆転していたように感じます。二人の関係は最終回までヒトミちゃんの方が少し上だったけど、その差は段々と少なくなって時には長太郎の方が上になっていたなと思う時もありました。この第40話の後でノリコちゃんが登場する第41話がくる辺り、「俺はあばれはっちゃく」って意外と恋愛要素もてんこ盛りだったんだなと思います。これは今の私の視点でみているからこうなってしまうのかな?子供の頃はこの視点がなくていかに長太郎が変な事をして父ちゃんに怒られてしまうのか?とか、長太郎は大人達に悪い子のように見られているけど、佐々木先生だけは分かってくれてるんだよなとか、そっちの方ばかりが気にかかっていたから、そんなふうに思わなかったけれど。第41話でヒトミちゃんがノリコちゃんに焼きもちを妬いて怒ったり、最後に長太郎が「じゃあ、許してくれるの?」とヒトミちゃんに聞くのって、おかしいなと思ったりもしたのですが、それ以前の二人の仲を改めて見直すと、そういう態度や台詞も分からなくもないなと思えてきます。長太郎とヒトミちゃんの二人の心の距離の関係もつかず離れずで、単純ではないですね。

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