柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

次郎から長太郎まで

私が知っている一番小さい吉田友紀さんは7歳の時の次郎「鉄人タイガーセブン」をyou tubeで見てその時の声の可愛さに心を鷲掴みにされました。これも以前にも書いてますが「タイガーセブン」では吉田さんの実父である鴨志田和夫さんがタイガーセブンのスーツアクターを務めていて、二人の場面の時はなんだか見るたびに嬉しくなっていました。(鴨志田和夫さんはライオン丸スーツアクターでもありましたが、同作品で顔出し出演もされています。それを見てなんとなく吉田さんに似てるなと感じました。他に「ワイルド7」第2話、「太陽にほえろ!」第61話、映画「転校生」にも出演されています。また、「ウルトラマン80」では制作進行で参加されていたりします)次が8歳「教室205号」の明君。これはポスターの写真。これは少し小さかったけど真ん中にいた吉田さんがとても可愛かった。それから、同じ年の「ウルトラマンレオ」の桃太郎君。トオルとカオルから「一緒に遊ぼうよ」「本当に鬼ごっこしましょうよ」と声をかけても「サンキュー、でも、お祖父ちゃんとお祖母ちゃんが待ってるから、さよなら」と別れていて、わぁ、この年でそんな気障な事を言うんだと思ったりしました。(台本に書かれた台詞だけど)それから、9歳の時の「破れ傘刀舟悪人狩り」での三吉、「それ行け!カッチン」のキヨシ君、「バトルホーク」のマサル君。

次が「すぐやる一家青春記」の智之。智之も時々可愛かったけれど、この頃になると可愛さよりもかっこ良さが出てきた頃かなという印象。智之は性格が可愛いというのにはちょっと遠いからなぁ。兄の一郎さんや瞳がいうように、「このくそガキ」という言葉がピッタリくるのが智之だった。でも、麗子さんや武志さんが「智ちゃん」と呼ぶように可愛い所も少しはあって、由香ちゃんを可愛がるお兄さん的なかっこ良さも出てきた。智之の時は作中で「智ちゃん」とか「智」と呼ばれていて、島田歌穂さんが吉田さんの事を「トモ」と呼んでいるのと重なって、本名の友紀と同じ愛称が使われているのが、なんだか見ていて嬉しかったりしました。智之は本当にDVDで何度も見ているせいか、このブログでも何度か扱っているせいか、なんか身内感覚になっています。そのすぐ後の「気まぐれ本格派」の新ちゃんもそう。

新ちゃんは凄く頭が良くて、大人を少しからかったりしてそうした所が可愛くなかったりするのだけど、ドラマでは叔父の一貫の視点から新ちゃんを見ていく事になるので、しっかりした新ちゃんの子供らしい可愛さ、いじらしさがドラマの中で溢れていました。新ちゃんについては、短くまとめる事は出来なくて。もう、このブログの中では長太郎の次ぐらいに語りまくっては書き散らしています。ひょっとすると私は(長太郎は別格として)新ちゃんが吉田さんが演じた私が知る人物の中で一番好きかもしれません。次が「東映スパイダーマン」の良一君。良一君は本当に素直ないい子で、こまっしゃくれた所がない。お母さん思いで優しい普通の子。お母さんを泥棒扱いされて同級生にボコボコに殴られて河原で「みんな嫌いだ。僕のお母さんは泥棒じゃない、嘘つきなんかじゃない!」と主人公の山城拓也に言う場面「それはわかっているさ」の拓也の言葉に「分かるもんか!」といって駆けていく。家に帰って「僕、スパイダーマンに会いたい」と言った良一君の、でも、友だちにいじめられた事を話さないでお母さんに心配をさせない優しさ。とにもかくにも、長太郎以前の吉田さんは皆可愛い。吉田さんの事を可愛いと書くと怒る方もいますが、私には可愛く見えます。次郎から長太郎を見ていくと、吉田さんが段々と演技が上手くなっていったのが分かります。

私は本当に吉田友紀さんの事を知らない。長太郎を演じたのが吉田友紀という俳優だった事を知ったのもDVDを見てからだし、本当に子供の頃は役者が長太郎を演じているとは思いもしなかった。吉田さんの出演作を調べてみて、幼少時代からこれだけ沢山のドラマに出ていたなら、きっと長太郎以外、「あばれはっちゃく」シリーズ以外の吉田さんも過去に見てきたかもしれないけれど、この時はあまり意識してなかったせいで印象に残っていない。それが、悔しくて。吉田さんと同い年、年が近いファンの人達が羨ましく思ったりもします。それでも、こうしてDVDやCS等の放送で私が生まれる前の吉田さんを見る事が出来るのは嬉しい。私の知らなかった事を昔からの吉田さんのファンに教えてもらえる事が嬉しい。ファンの人がいっぱい吉田さんの事を忘れずに覚えていて、ああ、こんなに吉田さんはファンの人達から愛されているんだと思いました。