柿の葉日記

主にドラマ『あばれはっちゃく』について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

酸っぱい葡萄(ドラマを見て分かる設定68)

過去の記事にも触れてますが、恵子ちゃんは最初の頃は長太郎が好きだった節がありました。これは、単純にヒトミちゃんに誤解され、長太郎が困るという状況を作り上げたかったのだと思います。明子や小百合もいましたが、この二人はどちらかと言えば、正彦のファンとして存在していて、正彦が女の子達に人気があると言うのを示す為の存在だったような気がします。

話が進んでいくと、ヒトミちゃんに誤解を与えるという恵子ちゃんの役割は次第に薄れ、一話限りのゲスト人物とはいえタマエやノリコちゃんが登場してくると、恵子ちゃんが長太郎を好きだという理由はなくなっていったなと思います。恵子ちゃんは第17話のマラソン大会でスタート前の長太郎を見て「変な格好ね、長太郎君ってそれに引き替え正彦君かっこいいわ」とヒトミちゃんに言っています。これは、タマエの事で長太郎に怒っているヒトミちゃんの気持ちを引き出して長太郎にダメージを与える為の言葉だと思うのですが、長太郎を好きだった恵子ちゃんの立場から見てみると、長太郎をたいした事がないと思う事で長太郎を好きだった気持ちに折り合いをつけているように見えます。

第7話以降から、恵子ちゃんの長太郎に対する態度は明子や小百合のように、とりたててカッコイイ男の子でもないよね。という態度が出てきて、なんというか、しょうがない子よね。という態度が見えてきます。恵子ちゃんは、第3話や第7話辺りで長太郎に強く拒絶されて、恵子ちゃんの中で長太郎に対する気持ちも変化していったのかなぁ…と思うのです。長太郎なんてたいした事がない、好きだった気持ちがあった分、その気持ちを上回る気持ちで相手を好きだった気持ちを否定する事で、失恋した気持ちを癒していたのかもしれません。そもそも、失恋して傷つく感情を最初っから持っていなかった…、傷つく心など最初っから存在しなかったという発想だったのかなぁ…と思います。

恵子ちゃんは正彦の事を「カッコイイ」と言っても、恵子ちゃんはそれ程には正彦を好きだったようには見えませんでした。正彦が長太郎よりもいいというのは、単なる引き合いに出しただけで、単純に長太郎と比較するのに手っとり早いからというのが理由だったように感じます。正彦からしてみたら、いい迷惑だと思ったりもしますが、ドラマの中では恵子ちゃんと正彦は、はとこの関係になっているので、身内として引き合いに出しやすかったりしたのかなぁ…と思ったりもします。恵子ちゃんは長太郎がたいした事がないと思う事で精神の安定を図っていたのかな、と思ったりします。

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