柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

便りがないのが良い便り

愛想をつかされているほうがまだいい

『柿の葉日記』を2005年6月4日から書き始めて、16年を超えました。振り返ってみると、16年前の私は自動車免許を取るのに必死で教習所のことを書いていたり、趣味で始めた創作折り紙が楽しくて作品の写真を撮ってオリジナル作品をUPしていたのですね。本名で出していたので、ここでは紹介しませんが、折り紙専門誌でオリジナルの創作折り紙を投稿して、私自身が書いた折り図が掲載されたこともありました。それでも、2005年6月21日既に『あばれはっちゃく』のことを書いているので、今のブログに続くものは当初からあったようです。

kakinoha.hatenadiary.com

長くブログを書いていると、読者層が入れ替わっていきます。元々、このブログは柿の葉の日々の日常で感じたこと、体験したこと、思い出したこと、書き留めておきたいことを書いてきたブログですので、その時々の私の関心ごとの変化で、書く内容も変化していったので、それに合わせて読者の方々も変化していったのだと思います。

その中でも、やはり2009年から『あばれはっちゃく』についての感想を書くようになってから、常連、固定読者の皆様が増えて、コメントを投稿してくれる方達が増えていきました。

しばらくは、それが安定していたのですが、それも、もう10年前の話になり、今はその時の常連さんのコメントが書かれることは減っていきました。その中で、最近その常連さんの中の一人の桜香さん(現・夕海さん)がコメントをくださったのがとても懐かしく嬉しかったです。また、10年前からこのブログを読んでくれている万江仁士さんの存在も有難く思います。

私のブログも私の生活の変化や体調や精神状態で、お休みすることが多く、また、『あばれはっちゃく』に関する記事が停滞すると、やはり定期的に来てくれた方達も次第に足が遠のき去っていく方が増えていきます。或いは、私の『あばれはっちゃく』以外の愚痴記事やコメントの的外れの返信に愛想をつかされて去っていった方達もいるのだろうと思います。

小さななんの影響もない個人ブログですが、交流のあった方々と疎遠になっていくのは、とても寂しく、時々、今はどうされているのだろうか、と、ある時期はブログのある方やサイトのある方のブログやサイトを訪問したり、掲示板にコメントを残していた時期もあったのですが、更新が止まっていたりして、それがとても寂しくて、訪問することもなくなっていきました。そんな時にブログのない方も含めて、きっと、今は他のことに関心があって、このブログには、今は用がないだけなんだって思うことにしました。

そう思うようにしたのは、ある種の自己満足の慰めなのですが、最近では新型コロナによって、あっという間に亡くなってしまう方達が増えたのもあります。私は、時事ニュースを紹介するYouTuberのヒロシさんが好きで動画をよく見ていたのですが、そのヒロシさんが新型コロナによって急逝されてしまったのです。ついこの間まで元気に動画も上げていて、Twitterも動いていたのに、ある日突然亡くなってしまった。

どんなにネット上で元気でいても、人はある日突然に亡くなってしまう。人の死のショック、それは両親の死によって既に知っていたことではあったけれども、ヒロシさんは私よりも一世代下の30代で、自分よりも若い人がこんなに簡単にいなくなってしまうのかというのは、とてつもない絶望感でした。ここで改めてヒロシさんのご冥福をお祈りします。

もしも私のブログを好んで来てくださり、温かいコメントを残してくれた人達が来なくなったのは、実は来ないのではなく、既に来れない状態になっていたとしたら……。そんなことが頭を過ぎり、来れない状態ではなく、他に関心が出来たとか、私の書く記事に愛想をつかして自分の意志で来ない方がずっといい、とそんな風に思うことにしました。ただ、確認を取るのが怖いだけの臆病者なんですけどね。

私が亡くなることは、多分、当分は先なんだろうと思いますが、その日がきたら、このブログはきっと何日経っても、何年経っても更新がされないままなんじゃないかなって思っています。それまで、この「はてなブログ」のサービスが続いていたらいいなあって、そんなことを思った秋の日でした。