柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

私が好きな芸能人

 ちょっと驚いたこと

ブログを書いてきて、コメントを頂くようになって驚いたことは、私が吉田友紀さんが大好きだと思われたことです。いえ、決して嫌いではなく、ドラマの中で演技をされている吉田友紀さんは大好きで、吉田さんの出演されているドラマも好きな作品が多いので、間違いではないのですが、そんなにも私が吉田友紀さん大好き人間だと思われた根拠は何なのだろう?と疑問に感じました。

吉田友紀さんも好きな芸能人、俳優の一人ですが、他に私が好きになってきた特に心に深く残る芸能人の方達を紹介していきます。

 ピンク・レディーのケイちゃん

私が生まれて初めて大好きになった芸能人がピンク・レディーのケイちゃんです。ケイちゃんがこの世の中で一番かわいい存在で、こんなに可愛くて女らしい存在に、ものすごく憧れました。ケイちゃんを見ているだけで幸せ。ケイちゃんの歌声を聞いているだけで幸せ。ケイちゃんの事を考えるだけで楽しい、と、そのくらいケイちゃんが大好きでした。

ケイちゃんは私が求める女の子の要素を全て持っていて、やがてピンク・レディーが解散して私が認識するピンク・レディーのケイちゃんの姿が見えなくなると、ケイちゃん大好きだったなっていう感情だけが残り続けました。もっと大きかったら、解散後のケイちゃんを認識して追いかけていたと思いますが、私が解散後のケイちゃんを認識したのは、ずいぶん、後でした。

深夜番組の『愛のエプロン』にケイちゃんが出演していたのを見て、ああ、ピンク・レディーのケイちゃんだ。ケイちゃんって可愛くて歌が上手いだけじゃなくて、お料理も上手なんだ。それに、今のケイちゃんはとても綺麗と思ったのでした。ケイちゃんは今でも大好きで、憧れの女性です。

南野陽子さん

ケイちゃんを見失ってから、長い間、ケイちゃんより好きになれる芸能人が現れませんでした。4歳の頃から大好きなケイちゃんと同じくらい好きになったのは、11歳の時に好きになった南野陽子さんです。私が南野陽子さんのファンになったきっかけは、テレビドラマ『スケバン刑事2』。もう、このドラマが大好きで、もちろん、前作の『スケバン刑事』も見ていて、その流れで初回から見ていたのですけども、私は2作目の『スケバン刑事』の方に嵌りました。

前作は原作漫画の『スケバン刑事』にかなり近い作品でしたが、2作目はかなりオリジナル要素が強くなりました。それでも、原作者の和田慎二先生が、2作目をとても気に入ってくれて大好きでしたので、2作目ファンの私はとても嬉しかったのです。なんというか、こうして、書いてみると、『スケバン刑事』と『あばれはっちゃく』ってなんとなく似ていますね、似ているのは人気ドラマになってシリーズ化したドラマ作品で、最初の1作目が原作に一番近いというところなんですけども。

スケバン刑事』でファンになって、歌手として活躍されている南野陽子さんの歌も好きになって、『ベストテン』とか『トップテン』に出演される南野陽子さんの歌を聞いたり、歌ったり、お祭りの夜店で売っていた南野陽子さんの下敷きを買ってそれを学校に持っていったりしていました。

大好きな南野陽子さんでしたが、私が中学生の頃に、南野陽子さん主演で私が大好きな少女漫画『はいからさんが通る』の映画に主演されることになったのです。以前も、宝塚歌劇団の『はいからさんが通る』の記事にも書いたのですが、私はこの映画だけは、当時、絶対に見ないと決めて、今も見ていないのです。

なぜなら、大好きな南野陽子さんで、大好きな『はいからさんが通る』のイメージを壊されたくなかったから。映画を見ていないのに、あの作品を映画1本でおさまるわけがないと中学生の私は思い込んでいたのですね。今、思うと、本当に失礼な話なんですが、そう思っていたのです。

今だったら、そういう気持ちも少なくなってきたので、機会があれば南野陽子さんの紅緒を見たいなって気持ちは強くなりました。

伊集院光さん

中学を卒業して、高校に入学した時に入学祝として父が私専用のラジオを買ってくれました。ラジオだけじゃなく、カセットやCDも聴けるソニーのCDラジカセ。私は、高校に入学して、地学の担任の教頭先生やクラスメイトと上手くいかずに、いじめられ、笑い者にされるようになって、悩み担任の先生に相談をしたりして、なんとか馴染もうとしたのですが、それが出来ずに学校に行くこと、外出すること、人と話すことに恐怖を感じるようになって、登校拒否になってしまいました。

と、同時期に今も続く病気を発病して、皮膚が汚く見た目も悪くなってきて、登校拒否になって勉強にも遅れが出てくると、自分に対しての自信もなくなり、この地獄から抜け出したい、消えてしまいたいという希死念慮が出てくるようになってきました。そんな時に、ラジオのチューニングを合わせていた時に、偶然、ニッポン放送で放送していた伊集院光さんのラジオを聞いて、今、消えたら、この楽しいラジオが聴けなくなるんだな、だったら、もう少し生きよう、明日まで生きようと思って、聞き続けました。この番組が帯番組だったのが私にとっての救いでした。

高校時代に伊集院さんのラジオがなければ、私は今ここで『柿の葉日記』を書いていません。伊集院光さんは私の命の恩人であり、かけがえのない存在です。現在も毎週月曜日深夜、月曜日から木曜日に毎朝ラジオ番組をされていますが、そのラジオも聴いて、日々、生きる糧にしています。伊集院さんはテレビでも活躍されていて、ドラマやアニメの吹き替えもされていて、それも見ていますが、より伊集院さんの考えが聴けるラジオや伊集院さんのエッセイ本が私は好きです。

伊集院さんの人に配慮して喋る言葉、過去の自分の発言も踏まえての言葉、ご本人が経験したことを経て感じ取った人の情けや思いを聞くたびに、伊集院さんのファンで良かったなって思います。

涼風真世さん(かなめさん)

テレビアニメ『るろうに剣心』の剣心役で気になり、NHK宝塚歌劇団在団時の涼風真世さん主演の『ベルサイユのばら オスカル編』の公演を見て、元月組トップスター涼風真世さんこと、かなめさんを好きになりました。

かなめさんの魅力は、何と言ってもあの歌声です。顔立ちは、男役とは思えない愛らしい顔立ちなのに、声は低く響き、耳に残り、余韻の深い魅力的な声で、心が奪い取られます。地声はとても幼く可愛らしい声なのに、男役の演技の時、男役として歌う時の声は、ずっしりとしていて安定があり、聞き取りやすく、芯があって、頭の奥底に入り込んでくる。

人目を惹く華やかさを持ち合わせ、まさしくトップスターとしてのオーラが溢れていて、還暦を過ぎた今でも、声の魅力は衰えることなく、歌の上手さは増していて、本当に素敵な人だなって思います。

かなめさんに関するエピソードを知ると、いろいろとすごい人だなって思ったり、私が嫌いな不倫とかもされてたりするのですが、なんというか、不倫をする人に対して嫌悪感を持ってしまう私なのに、かなめさんに関しては、その芝居や歌声を目にして、耳にすると、そんなことどうでもいいと思ってしまうのです。

なんというか、人の恋路や夫婦関係は、赤の他人の私には関係のないことだしなっていう考えが、かなめさんに関してだけは思ってしまうのです。他の芸能人の不倫に関しては怒り心頭になるのに、不倫の被害者の方もいるのに、なんで、こう、かなめさんに関してだけは、不倫なんてどうでもいいと思ってしまうのか、自分でも不思議です。

好きな人に支えられて

他にも好きな芸能人や憧れる人達はいるのですが、ここで書いた4人の芸能人の方達は、私のこれまでの人生において、重要な存在で特別な人達です。私がファンになり、今も好きでいる人達には、パワーがあって、人を惹きつけ、心を癒す力を持っている人達なんだと思います。私にとっては、この4人がそうですが、他の方々にとっては、また別の人がそういう存在であると思います。

人にはそれぞれに大切にしている存在があって、そういう存在に対してはこちらも大切にしたいなって思いますね。大切なものを壊されるのは、とても悲しいことですから。