柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

40年前の3月8日

『俺はあばれはっちゃく』の最終回

今から40年前、1980年3月8日に『俺はあばれはっちゃく』が最終回を迎えました。

過去に10年前の記事で最終回について語り、4年前の3月8日にも書いて、2年前、毎週放送当時の放送日に合わせて作品を見て感想を書きました。

また、『俺はあばれはっちゃく』について語る時は、最終回も含めていろいろと作品世界の登場人物達について思ったことを書き続けてきました。

kakinoha.hatenadiary.com

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 昨年、2019年に『俺はあばれはっちゃく』放送開始から40年という節目を迎えましたが、私生活の忙しさに追われて特にこれといった企画はしないままでした。

あばれはっちゃく』が好きなだけのただの一般人なので、40年周年だからといって何かする必要はないのですが、なんとなく節目のアニバーサリーでは何かをしたほうがいいのかなって思ったりもしました。

思えばここで『あばれはっちゃく』について本格的に書きだしたのは11年前の2009年からで、この時のは意識してなかったのですが、2009年は『俺はあばれはっちゃく』の放送が始まってから30年目という節目だったのです。

このブログで本格的に『あばれはっちゃく』について書き出したのは11年前の2009年ででしたが、ブログ自体は2005年から始めていました。

この2005年の時に私は書店で『俺はあばれはっちゃく』の原作本『あばれはっちゃく』を見つけて手にして『あばれはっちゃく』を思い出し、懐かしい気持ちを記事にしました。

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2005年は『俺はあばれはっちゃく』がDVD化されて発売された年でした。

この2005年の時はDVDを手にしてなく、記憶だけで語っているので、今から読むととても薄い内容になっています。

その私がそのDVDを買ったのはその4年後でした。

まだDVDが新品で適正価格で買えていた時期でした。今では廃盤になり、中古が高値で売買されているので、出来れば初代ももう一度再販されて欲しいと思っています。

出来ればYouTubeで公式配信とか、Blu-rayで発売されると嬉しいですね。

今、コロナウイルスの休校騒ぎで、漫画やアニメが無料公開、無料配信されていますが、私が幼児から小学生の頃に人気だった『あばれはっちゃく』のような児童ドラマはその外に出ていて、漫画やアニメのように子ども達の為に無料配信、無料公開されないのがとても淋しいです。

2代目の世界にいる初代長太郎

 さて、『俺はあばれはっちゃく』の最終回に話を戻しますが、やはり過去記事にも書きましたが、大好きな作品の終わりは後にシリーズとして続くことが分かって見ても、寂しく感じます。

この最終回の次回予告は、次の新シリーズ『男!あばれはっちゃく』になるのですが、この予告で吉田友紀さんが、初代桜間長太郎として、最初で最後に2代目長太郎の家の前に立っているのです。

吉田友紀さんは、2代目の2年目に島津隼人として『男!あばれはっちゃく』に出演をされますが、初代長太郎として2代目の世界にいるのは、この予告の時だけなのです。

そうして見るとなんとも不思議なパラレルワールドを感じる事が出来ます。

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『俺はあばれはっちゃく』最終回より次回予告

また、原作で家業をしてない桜間家に合わせて、初代はかあちゃんが専業主婦で、お家で商売をしていなかった桜間家が2代目から母ちゃんが職業を持ち、家で商売をすることになっていくのを見ると、国際放映が当時、TBSで放送されいたケンちゃんシリーズと同じように長太郎の家でも家業をするようにしたのかなって思ったり、1980年代に突入して女性も職を持って働くことを意識したのかなって考えてしまいます。

2代目を紹介する予告の初代長太郎の横にあるサインポールを見て、当時の視聴者は初代が普通の家だったために、長太郎はどうして床屋から次回予告をするのだろうと思ったところで、2代目の1話の映像が流れてくるので、ああ、今度の長太郎の家は床屋なんだなって納得したと思います。

なんか、淋しさと新しい長太郎に期待したそんな最終回でした。