柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

正彦が作り上げたドラマの雰囲気

正彦が作り上げた長太郎のドラマ版のライバルの系譜

2月10日は初代『俺はあばれはっちゃく』2話が41年前1979年2月10日に放送された日です。この2話で正彦が初登場して、レギュラー子役が揃います。ヒトミちゃん、恵子ちゃん、公一など原作から登場する人物はドラマのオリジナル設定が加えられていますが、原作を読んでみると特に正彦は、ドラマ化にあたり変更や追加設定が公一と並んで多く加えられた原作からの登場人物です。

この初代の正彦の設定が後のシリーズの長太郎のライバル関係になる人物の基本設定になっていきました。

ドラマで加えられた正彦の設定は、父子家庭、父親が長太郎の父ちゃんの上司、それと原作で描写されている正彦の外見と正彦を演じた草間光行さんの外見が違っていて、この草間さんの容姿がドラマならではの正彦のとその系譜を生み出したように思います。

また、初代のみですが、原作で血縁関係のない恵子ちゃんとはとこ(またいとこ)の関係やカエルが嫌いなのもドラマオリジナル設定です。はとこの設定は2話以外では使われませんでしたが、カエル嫌いの方は19話で生かされています。

ドラマで構築された正彦の設定や人物像、容姿などがその後の『あばれはっちゃく』のシリーズ全体の雰囲気を生み出した1つの要素だったと思います。

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『俺はあばれはっちゃく』2話、『俺はあばれはっちゃく』56話(最終話)より

正彦初登場2話の感想の過去記事。

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原作の正彦についての過去記事。

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初代ドラマ版長太郎と正彦の不思議な関係についての考察。

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長太郎と正彦が意気投合した27話について。

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