ツイッターで子役について連投した呟きの纏め(手抜きともいう…(^_^;))
天才子役が嫌いという人のブログを読む。この人の考察は深くて単に子役が嫌いという視点で書いていない。子役から出てくる不自然な子どもらしさが嫌いなのであってそれに違和感を感じるというのが分かる。
山際監督は児童ドラマを多く手掛けてきた監督だが、監督は児童劇団から推薦してくる子役は面白くなくて、自分から劇団の稽古場に行って指名して、駄目だと言われる事を出来る子を見ると、「これはいける」と思って使っていたとインタビュー記事で知った。
大人が思ういい子を演じている媚を売っているように見える子役に違和感を感じている視聴者と作り手の方でもそうした子役よりもはみ出した事をやってしまう子役に魅力を感じて起用する監督もいたというのが、面白く感じる。
子役に不自然さを感じて嫌っている人が子どもが大人に媚を売る計算高さを感じていて、山際監督も子どもは純真無垢ではないというのを子どもが見るドラマや特撮の中で描いていたというのも、良い子のケンちゃんが出てきてからドラマに魅力を感じなくなったという監督の話と合わせると興味深い。
そうした視聴者と監督の間にいてドラマの中で演技をしていた当の子役の人達はどんな思いを抱いていたのだろう?