柿の葉日記

主にドラマ『あばれはっちゃく』について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

新ちゃんの中に見る長太郎

 長太郎と言えば逆立ち。
吉田友紀さんは長太郎になる以前にも『気まぐれ本格派』第3話で逆立ちを披露してくれています。
長太郎になる前の逆立ち。
逆立ちなんてそれ以前にもしているとは思うのですが、長太郎以前の逆立ちを見れた時はなんだか貴重だなと思いました。
新ちゃんは長太郎のようにこけた形で逆立ちを終えていないので、吉田さんは実際にはこけなくても逆立ちを終える事はできるんじゃないかなと思います。
長太郎の時も綺麗に戻っていた事がありましたしね。

 新ちゃんと長太郎はキャラクターが違うのですが、やはり同じ吉田さんが演じていたのもあって、どことなく雰囲気は似ていますね。
でも『気まぐれ本格派』第20話で大学生の道夫の勉強を見たあげた時に勉強をさぼろうとした道夫にちくりと一言いう新ちゃんを見ると、私なんかは長太郎を先に知ってから新ちゃんを見ているので変な感じがします。

「駄目ですよ、貴方には勉強があるんですから」

長太郎は18話で勉強をしなさいって、てるほに言われた時にはこんなこと言って抗議しちゃうし。

「俺な勉強なんて聞いたら、へその周りに蕁麻疹がでる」

 新ちゃんも一度だけランドセルを投げた事があるのですが、後の長太郎のランドセル投げ(特に初代の第6話)を見ると大人しいというか普通だなと思ったりします。
『気まぐれ本格派』と『俺はあばれはっちゃく』は全く関係のない作品なんですけれど、新ちゃんの逆立ちとかランドセル投げとか私の中では長太郎の始まりを見る事が出来て面白いんです。
逆立ちやランドセル投げというのは原作の『あばれはっちゃく』にはないものですから、余計にそう思うのかもしれません。

 吉田さんは、新ちゃんの後で長太郎を演じているので(間に他のドラマにゲスト出演していたり、撮影期間が『気まぐれ本格派』(1978年7月末終了)から『俺はあばれはっちゃく』まで(1978年12月から撮影開始)5ヶ月程空いているけれど)最初の頃は新ちゃんと長太郎の差はなく、長太郎が新ちゃんと似たような服を着ていると長太郎に新ちゃんの面影を見る事が出来るのですが、長太郎も第20話辺りを過ぎると、グングンと成長して、第30話くらいには声変わりの兆しが見えていくので、新ちゃんの面影が消えていきます。吉田さんの顔は基本的に5歳の頃から殆ど変りませんが、長太郎を演じていた1年間は吉田さんの中で一番成長して変化した1年だったなとと思います。
『気まぐれ本格派』の新ちゃんも1年近く演じた役でしたが、新ちゃんの1年(小5から小6)よりも長太郎の1年(小6から中1)の方が変化が激しいです。
声変わりもしましたしね。

 ある時、ネットでどなたかのこんな書き込みをみました。

「吉田友紀君ははっちゃくの途中で急激に成長して、それからまた時間が止まったみたいに若いままでいるね」

 それを見て妙に納得したのを覚えています。
吉田さんがそのまま成長されたのは私はファンとしてはとても嬉しいのですが、どうなんでしょうね。
年相応の役を演じたいと考えている吉田さんにとっては。
でも、2007年のはっちゃく同窓会の席で吉田さんの以下のコメントを知った時、吉田さんは素朴でいい人なんだろうなと感じました。

「最高に幸せな夜です」

大胆MAPで見た印象もそうでした。
なんというか2008年のウルトラ情報局での発言、これを聞いても真面目で素直に生きてきた、生きていきたい人なんだろうなと思いました。

「正義感の強い大人になれたら…もう、いい年なんですけれど…なっていきたいなと思っています」

 本当に佐々木先生が憧れた長太郎の生き方のまま、大人になっていったんだろうと私は思います。