柿の葉日記

主にドラマ『あばれはっちゃく』について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

屋台

「俺はあばれはっちゃく」第51話では、長太郎が卒園した幼稚園で知り合った二郎に頼まれて二郎の別れた兄の所へ連れていきますが、途中でトラブルにあって夜遅くに帰ってきて、父ちゃんに激しく怒られてしまいます。長太郎にも言い分があるので、素直には謝らず、反抗的な目をするので、父ちゃんの怒りは増していきます。

第15話、第32話でも、そうですが、長太郎は自分が悪くないと思う時は絶対に謝りませんね。第6話でも長太郎がとんでもない事をして、父ちゃんが怒って「出ていけ!」という展開はありましたが、その時は長太郎の我儘でちゃんと謝っています。と、言っても素直にとは言えず、山本巡査を使って父ちゃんにちょっとしたどっきりを仕掛けていましたが。それでも、謝っています。第15話での2回目の家出(とまではいかないけれど)した時は自分が悪いと自覚があって、落ち込んでいたりしてますが、てるほが迎えにきてくれて一緒に家に帰っています。その時は気まずそうに戻ってきていますね。長太郎は自分が悪いと分かっている時は素直に反省するし、謝る事の出来る子だったんだなと思います。

段々と長太郎の家出する理由も、反抗する理由も長太郎が悪いというものから、長太郎が悪くないのに結果的に悪い結末になってしまったり、いい事をしようとしてそれが裏目に出てしまったり、また、父ちゃんの早とちりによる勘違いで長太郎を叩いたり怒ったりしたのが、原因で長太郎と父ちゃんが喧嘩して家出するものに変化していったように思います。見ている方としては、長太郎は悪くないのにという肩入れがあって、これは、ずっと見てきて長太郎という人物に対しての見ている側の長太郎に対する信頼と思い入れが深くなってきたというのもあるような気がします。前にも書きましたが、私は番組の中盤から長太郎に対して味方の少ない孤独な感じを持ってしまう所があるのですが、それは長太郎は悪くないのに一方的に悪者にされる展開が多くなっていったからかなと思ったりします。

もっとも長太郎は完全に嫌われているのではないので、誤解がとければ和解して謝ってもらったり、長太郎を疑った方でもそれを気にして心配したりしているので、全く孤独ではないのですが、その途中の展開が長太郎に対して不利で針のむしろみたいな状況になってしまっているので、そう感じるのかもしれません。また、最初の家出と違うのは同じ寒い日に家出をしても、第6話では探しにいかなかった母ちゃんが第51話では探しに行った事が違います。母ちゃんも長太郎が自分が悪いと分かってくれば反省して戻ってくると思っていても、自分が悪くないと思っている時の長太郎は絶対、自分からは謝って戻ってこないと分かっていたから、第6話では探しにいかなくても、第15話や第51話では探しに行ったのかなと思います。てるほも、第15話や第51話では長太郎を心配しています。

第51話で父ちゃんは最後まで素直になれず意地を張っていたりしていましたが、佐々木先生から父ちゃんの事を聞いた長太郎が屋台にいる父ちゃんに声をかけて二人は和解します。この場面を見た時に私は「気まぐれ本格派」第25話で新ちゃんが一貫を迎えにきた場面を思い出しました。この時の長太郎と新ちゃんの立場って逆かなと思ったりもしたんですが、今書いてみてそうでもないなと思いなおしました。一見、長太郎と新ちゃんが悪いように見えても実際は父ちゃんの勘違いだったり、一貫の勝手な暴走の結果だったりして引っ込みがつかなくなった父ちゃんと一貫の所へ長太郎や新ちゃんがやってきて和解している。状況的には似ているかなと思いました。父ちゃんと長太郎、一貫と新ちゃんが和解して仲直りしておでんを食べる場面は、ホッとして安心して気持ちが温かくなります。喧嘩しても、こうして仲直り出来て温かく心の絆が深くなることが出来るのはいいですね…。