柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

怖くないのかな?

ニコニコ動画に吉田友紀さんがゲスト出演した「ウルトラマンレオ」第27話の一部がUPされていてその動画に犬をオニオン退治に連れていく場面があるのですが、この場面に対して「演技って言っても、でかいワンコ怖くないのかな?」というコメントがあり、それを見ながら確かに自分よりも大きな犬に対して怖くないのかな?と思いました。吉田さんは「俺はあばれはっちゃく」のDVDの解説書の中で「撮影の合間に近所の犬に噛まれたことがあって、逃げるときお尻に噛み付かれて2針縫いました」と語っていて、それを読みながらも犬に対して苦手意識とか、恐怖心とか持たなかったのかな?と思ったりもしました。それでも同じ解説書の中で吉田さんはドンペイの事を「ドンペイはぐうたら犬でね(笑)(中略)僕も撮影時にジュンちゃんって犬を飼ってましたから犬好きなんです。だから、ドンペイが可愛くてね」と語っていて、犬が苦手というよりも、犬好きの気持ちの方が上だったのかなと思ったりしました。

吉田さんは犬に噛まれただけでなく、第52話で沈んでいくボートから明子と小百合を助ける場面を撮った時も、「2人が同時に体重をかけたんでそのままオレ落っこっちゃって(笑)それで落ちた先がボートの縁で、縁を掴んだらボートがひっくり返っちゃったんです。それで、ボートの中に閉じ込められちゃって、中に空気はないし浅いから潜って出られないし、死にかけました」だったそうで、これに対しても水に対して恐怖心を持たなかったのか?と思ったりもしました。吉田さんは2代目の「男!あばれはっちゃく」で島津隼人として(第72話、第73話)にゲスト出演しますが、この時は泳げない2代目の長太郎に水泳を教えていたりします。これを見ても、過剰に水に対して恐怖心は持たなかったんだろうなと思うのです。というよりも、そんなんものをいちいち怖がっていたら、演技なんて出来ないという度胸が吉田さんにはあるのかな?と思います。

「俺はあばれはっちゃく」ではオープニングの前にいろんな危険な事に挑戦していて(させられていて)「それが楽しみでもあり、恐怖でもありました」と語っていて、やはり恐怖心はあったんだろうけど、それを乗り越える勇気があったんだろうなと思うのです。第1話の坂を下りてくるアバンタイトルなんて自分がやってみろと言われたら、怖くて足が震えてしまいます。それを、当時12歳の吉田さんはやってのけたのだから凄い。「俺はあばれはっちゃく」「ウルトラマンレオ」だけでなく、10歳の時にゲスト出演した「バトルホーク」第12話で主人公の敵に操られて車(オープンカー)の運転の邪魔をしてこの時も車が暴走していてかなり危ないのですが、この時も暴走する車の中でしっかりと演技をしていて、凄いプロ根性だなと思いました。「演技をする」それは吉田さんにとっては幼い頃から当たり前の事で、それが普通なのだと思うのですが、やはりそれは凄い事なのだと私は思うのです。

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