柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

原作で好きな人物

私が「あばれはっちゃく」の原作で圧倒的好きな人物はヒトミちゃんです。以前、ドラマでの好きな人物を紹介した事があって、俺はあばれはっちゃくで好きな人物 - 柿の葉日記この時は特に好きな人物が何人かいましたが、原作ではあの人もこの人もというのはあまりなくてヒトミちゃんがダントツで好きなのです。

はっきりしていてしっかり者。でも、凄く優しくて頼もしくて頼りになって、どんな人に対してもちゃんと自分の意見を言いきる。長太郎がずるをしたら、「お生憎さま、その猫をちゃんと沢田君に返してきてよ」といい、長太郎が父ちゃんに誤解されて困っていたら「長太郎君はヒトミのボーイフレンドでしょ。長太郎君はいつもヒトミを助けてくれたじゃない。だから、たまにはヒトミに恩返しさせて」といって長太郎の為に動いてくれる。それで、父ちゃんに怒鳴られても「間違っても母親にはなりませんわ、将来、奥さんになることはあるかもしれませんけど、こんな分からず屋のおじさんが死んでからにします!」と言いきってくれるし、長太郎と校庭でチンドン屋の真似をして怒られても、長太郎がひるんでも「何がおかしいんですか!」と自分の意見をちゃんと述べたうえで反論する。

ヒトミちゃんが卒業生に絡まれてボクシングを習っていて強いと思われていた正彦がてんで役に立たなくて長太郎が代わりに助けた時も、同じ転校生として(原作のヒトミちゃんは5年生の時に転校してきた転校生)新しい環境に馴染む為に苦労している正彦の立場を思いやって、長太郎にその情けない正彦の姿が皆に黙っているようにお願いする。

知恵があって勇気があって思いやりがあって、優しくて可愛い。それが原作のヒトミちゃん。ドラマのヒトミちゃんもそうした性格ではあるのですが、最初の方や時々、長太郎に冷たい所があってそこがちょっとだけ原作のヒトミちゃんとは違うかなと思ったりします。原作のヒトミちゃんが長太郎に冷たい時は長太郎が悪い時だけなのです。

ドラマのヒトミちゃんも段々と長太郎に優しくなっていきましたが、原作のヒトミちゃんを知っているとドラマのヒトミちゃんももう少し長太郎に優しかったら良かったのになと思ったりします。