柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

野中マサル

 『バトルホーク』第12話に吉田友紀さんが野中マサル役ゲスト出演されています(当時10歳)。団地に住むマサル君は日曜日に家族でドライブに行く友達を見ながら、自分は日曜日でも塾に行かされ、両親に相手にされない事を寂しがり、それを恨みます。この気持ちを楯三兄弟の敵に利用されてしまいました。

 マサル君を利用した敵は人形を車に取り付け、その人形を介して運転手に呪いをかけて事故を起こさせる人形魔術師ダイガ。ダイガはマサル君を使って楯三兄弟の長兄彰吾の車に人形を取り付ける事に成功します。人形を取り付けたマサル君はそのまま帰ろうとしますが、ドライブにいけないマサル君の寂しさを知った楯三兄弟はマサル君をドライブに連れて行ってくれるのです。同乗したマサル君もまた命の危険にさらされ、ダイガの術によって自分の命もろとも彰吾を殺そうとしますが、前回、操られた大二郎と同じように彰吾の持っていたゴッドホークで正気を取り戻します。

 寂しさに付け込まれ楯三兄弟を殺すための道具にされたマサル君。マサル君は置かれた立場から、寂しそうな眼をしてましたが、ドライブに行く友人を苦々しく見つめる目や彰吾の運転の邪魔をする時の眼は鋭く怖い目でした。体は可愛い子供なのに、その眼差しは怖く、どうしてこんなに怖い目が出来るのだろうと思ったほどです。

 吉田友紀さんが17歳の頃に出演した『木曜ゴールデンドラマ 暴発』(読売テレビ1983年9月8日放送)という単発ドラマで母親に襲いかかる息子役を演じ、このドラマを見た人の感想を書いたブログを読んだことがあります。その人はその時母親に襲いかかる息子の眼がとても怖くショックでトラウマになったのだそうです。それだけの印象を残した眼。その眼は既にその7年前の10歳の頃から、既に出来ていたのか?と、今回の『バトルホーク』の話を見て思いました。

 前にも私は吉田友紀さんの眼の演技が好きと書きましたが、やはり改めてその眼の魅力を確認しました。それと、吉田さんには、右頬に一つ、左頬に二つの黒子があるのですが、この『バトルホーク』に出演されていた10歳の頃はまだ薄く、目立っていませんでした。ちなみに『バトルホーク』はチャンネルNECOで現在放送中です。第12話は今日見た時間の他に明日の早朝4時半、9日の朝10時半、12日の19時半に放送予定です。