柿の葉日記

主にドラマ『あばれはっちゃく』について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

悩みの種で自慢の弟(ドラマを見て分かる設定38)

原作のてるほは一学期の長太郎の体育と図工以外オール1の成績表を見て「あたしの在学中に、こんな出来の悪い弟が中学に来たりしたら、あたしの権威にかかわるわ!」 とわめき、家庭教師をかってでます。ドラマのてるほも長太郎の家庭教師になりますが、最初は長太郎の成績の事で父ちゃんと母ちゃんが大騒ぎをしていても、我関せずという感じで本を読んでいました。これは原作とドラマの姉弟の年齢差の設定の差もあるのかなと思います。(ちなみにドラマの長太郎の成績に関してはこちらで詳しく書いてます。長太郎の成績(ドラマを見て分かる設定9) - 柿の葉日記

ドラマでは長太郎とてるほの年齢差は3歳差で(これは演じていた吉田友紀さんと島田歌穂さんの年齢差と同じ)てるほが中学を卒業すると長太郎が中学に入学してくるので問題はないのですが、原作だと2人の年齢差は2歳差なので、てるほが在学中に長太郎が中学に入学してくることになります。それが、原作とドラマのてるほの態度の差になっているのかな?と思います。

しかしながら、ドラマのてるほもやはり弟の長太郎の成績については心配していて第18話では「おかしいんじゃなくて、悪いのよ。こんな易しいテストたったの13点なんて頭疑っちゃうわよ?ふざけないでよ!5年生の勉強も中学の基礎になるんだから、もっと真剣にやりなさいよ」と言い、第33話でも「今日も宿題忘れて居残りだったんでしょ。(中略)そういう話を聞かされる私の身にもなってよ」と言うのです。長太郎には余計なお世話のようでしたが、てるほの言葉は自分が恥ずかしい思いをするというのもあると思いますが、やはり弟の事を心配して出てきた言葉だと思います。

てるほは勉強の出来の悪い弟を恥ずかしいと思い騒動を起こして迷惑をかける弟を悩みの種だと思う一方で、どことなく憎めないと第50話で語りますが(てるほの言葉 - 柿の葉日記)それより前の第24話でも名前は伏せていますが、長太郎の事を語っています。

「いつも放送部に沢山の投書ありがとうございます。でも、今日はある男の子の話をします。その子、まだ小学5年生で凄い腕白なの。腕白なくせに可愛い同級生にメロメロ。でも、いつもふられてばかり。ふられても、ふられても、彼女の為なら例え火の中、水の中。こんな小さな恋、誰にでも経験があるんじゃないかな」
この時のてるほの弟の姿を思い浮かべながら愛おしそうに語る姿からは、しょうがないなと思いながらも、そんな恋が出来る弟を羨ましく誇りに思っているのが分かります。てるほは長太郎は欠点だらけだと思ってはいますが、正義感が強くて面倒見のいい所やこうして一途に恋が出来る所は認めていて、そうした所で「さすが私の弟ね」と弟を自慢しているのです。

てるほにとって長太郎は出来が悪くて恥ずかしくて迷惑をかけられる悩みの種。でも、憎めなくて可愛い自慢の弟。「わたしはこの出来の悪い弟をいつまでも面倒見てやるつもりなのです」その言葉からはたった一人の弟に対する限りない愛情があるように思います。