柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

香水

「香水もかけちゃおう!」

 『俺はあばれはっちゃく』第1話で朝比奈のじいさんの所からヒトミちゃんのバレーボールを取り戻した長太郎はせっせとバレーボールを磨いて香水をかけます。(一体、どこから香水をもってきたのか?多分、母ちゃんの香水を使ったんだろうな。長太郎の小遣いじゃ買えないだろうし…)

 ちなみに私は香水が苦手。体質的に合わないのか目が乾き、どんな匂いでも気持ち悪くなってしまいます。…と私の事は置いといて…。

 さて、ここでは香水そのものをプレゼントしている訳ではないのですが、長太郎はボールと一緒に香水(匂い)もヒトミちゃんへ渡しているという事になります。最近、買った『クセでわかる性格診断』という本の中でこんなことが紹介されていました。

男性は思いを寄せる女性に対して、香水を贈るときは、「より親密な関係になりたい」「肉体関係への願望がある」ということです

 ということは、香水そのものではないけれど、香水の匂いを贈った長太郎もまたヒトミちゃんに対してそうした思いを持っていたということになります。(その本の内容を信じたとして)

 小学生で肉体関係…と思ったりもしますが、第3話ではヒトミちゃんが「(ラブレターを)子供に見せる時に恥ずかしいわ」と言った時に「俺とヒトミちゃんの子供だ」と早合点して喜んでいた所を見ると、あながち違うとは言えないと思います。(第32話でも妹か弟が出来たと勘違いした長太郎の態度を見ても、既に赤ちゃんがどうやって出来るか知っているようだったし)

 とはいえ、香水を贈る事の裏側にそうした心理があるなんて事は長太郎は知らなかったと思います。ただ、好きな子の大事な宝物のボールだから綺麗にして、いい香りをつけて返してあげたかったんだろうな…と思うのです。そんな、微笑ましい動機とそれとは別に隠れた長太郎の願望とその二つの気持ちが香水には込められているのだと思います。