柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

てるほ(ドラマを見て分かる設定31)

 てるほは男性に興味を持つ女の子だが、第3話で恋したヒデキさんが極度のマザコンだったせいか、それ以後はなんというかあまり男の子に興味がないようで(学校の男子生徒からはもてるようなのだが)どちらかと言うと年上の同性に憧れる事が多かった。(第6話の児玉ルミとか、第42話の部活のキャプテンの朝田カオリ先輩とか)

 特に第6話のルミに対しては「お姉さま」と呼んでうっとりしている。そんな姉を見て長太郎は「女同士で気持ち悪い」ととんでもない事を口にしている。そういう長太郎だって、第18話で公一を押し倒してキスの雨あられをしているのだから、傍から見たら似たようなものだと思うのだけど。現に公一に「僕の事女の子だと思っているのかしら、気持ち悪い」と言われているし。

 まあ、長太郎のは単に喜び余っての弾みの行動だし(公一には災難だったけど)てるほの場合は単に憧れの延長線上のような気がする。第3話の秀樹さんに対しても男性としてよりは勉強が出来る人に対する憧れの方が大きかったと思う。

 てるほは勉強もスポーツも出来る子で、恐らく自分と同じようにもしくは自分よりも勉強やスポーツがしっかり出来る人が目標で憧れの人になるのかもしれない。自分もいずれはああいうふうな素敵な人になりたい。という願望が年上の人、特に同性に対して向けられていたのだと思う。

 特にてるほの周りの男性はマザコンだったり、優しすぎて気が弱い男の子(第24話の北野君とか、第40話の順平君とか)が多かったせいもあって、強く賢く美しい年上の女性の方へ眼がいってしまったのだと思う。てるほにしても長太郎にしても、基本的に精神的に強い人が好きなような気がする。二人が強いせいもあるだろうけど。この姉弟は心がしっかりしているというか、強いんだよなぁ…。(逆に自分にないものに憧れる人もいるけど、私なんかは自分が弱いのでこの二人に憧れるんだろうなぁ)