柿の葉日記

主にドラマ『あばれはっちゃく』について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

その差は何?

「カラスが孔雀を生んだ」
第4話で長太郎がヒトミちゃんのお母さんを見て言った一言。この第4話はヒトミちゃんのお母さんが初登場する回だが、先の長太郎の台詞から考えると長太郎もヒトミちゃんのお母さんとはこの時が初対面のような気がする。

長太郎はヒトミちゃんが好きだがヒトミちゃんのお母さんは苦手なタイプのようだ。自分の好みの女の子が自分が苦手とする女性の娘というのは長太郎にとっては不可解な真実で驚きの対象だったのかもしれない。だからこそ、「鳶が鷹を生む」ではないが、長太郎は「カラスが孔雀を生んだ」と例えてしまったのだろう。

しかし、第35話で長太郎は正彦の父親のお見合いの相手である母ちゃんの高校の後輩左知子さんの写真を見て「うわぁ、すげぇ美人じゃん」と言っている。私はこの左知子さんとヒトミちゃんのお母さんは見た目にそんなに変わらないと思うし、寧ろお見合いの場面の会話を見てみると、左知子さんの方が無神経に見える。ヒトミちゃんのお母さんが「カラス」で左知子さんが「美人」という長太郎の線引きの差は一体どこにあるのだろう?

長太郎はヒトミちゃんのお母さんのやかましくしゃべる姿を見て、うわぁ苦手だなという意識を持ってしまい、「カラス」だと思ってしまったのかもしれない。左知子さんも写真を見た時は「美人」だと思ったかもしれないが、正彦の話を聞いた後では「カラス」だと思ったかもしれない。

ちなみに左知子さんの事はてるほも長太郎の意見に賛同しているし、第4話では、ヒトミちゃんのお母さんを見て、てるほも苦手そうな顔をしている。第17話でもタマエに対して長太郎とてるほの見方が似ているので、この二人の姉弟の女性に対する好みの基準は近いものがあるのだろう。男女の違いがあるとはいえ同じ家庭環境で育った長太郎とてるほの女性に対する価値観が近い所にあるのは当たり前なのかもしれない。

一方、そんな二人を育てた父ちゃんはというと左知子さんの事は「け、十人並みじゃねぇか!」と悪態をつき、ヒトミちゃんのお母さんに対しては「ヒトミちゃんのお母さんは美人だね」と言っている。これはその前にヒトミちゃんのお母さんにおだてられたせいかもしれないけれど。もっとも、父ちゃんの好みの女性は母ちゃんが今では一番で、後は初恋のお千代さんだけだと思うけど、(母ちゃんが一番と言う点では同じだと思うが)、父ちゃんの女性の好みは、少しだけ、長太郎とてるほとずれているのかもしれない。

あ、孔雀は雄の方が派手で綺麗な羽をもっていて、雌の方が地味だということを思い出した。ヒトミちゃんは女の子だから…実は「鳶が鷹」を生んだと言ったように見せかけて「蛙の子は蛙」という意味で言ったのかもしれない。……考え過ぎかな?長太郎はヒトミちゃんの事は大好きで甘いからなぁ…。

(つくづく演じたヒトミちゃんのお母さん役の木村有理さん、秋山左知子役の一谷伸江さんには失礼だと思うのですが、ここではお二人の事ではなく、あくまでドラマで演じた役の上での話として述べています)