柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

自分を可哀相がるのはつまらん事ですわ

 ちょっと前に仕事で嫌な事があって、もう何もかも投げ出したい。こんなに頑張っていても認めていてくれた人は辞めるし、異動になるし、努力は無にかえるし、いつかきっと頑張りや努力が実になると思って、自分だけが大変じゃないと思って体が痛くても辛くても頑張ってきたのに、それが全部否定された気がして(それまでも何度かあったけど、その度に立ちあがってきたけど、もう限界にきていて)、もう、本当に嫌になってしまった。

でも、その翌日休みの日に見た『ゲゲゲの女房』(2010年)で水木先生が

「私は生きている人間には同情せんのですわ。一番可哀相なのは死んだ人間です。自分で自分を可哀相がるのはつまらんことですわ」

と政志さんに話しているのを聞いて、ああ、自分も自分を可哀相がっているな。つまらんことをしているなって気がついて、もう、ちょっとだけ考え方や気持ちを変えて見ようと思いました。

ゲゲゲの女房』は仕事が休みの日くらいしか見る機会(夜の再放送も次が休みの日には見たりしますが、朝が早いので午後7時半にはもう寝てしまうのです)がないので、この回をあの状態の私が見たのは偶然かもしれませんが、丁度いいタイミングで心を救われたので良かったなと思います。