柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

何年目?

 『俺はあばれはっちゃく』第20話で長太郎が『西遊記』の劇の主役に推薦されて「とうとう5年目にして主役か」と言っているが、では『俺はあばれはっちゃく』の主役を演じた吉田友紀さんはデビュー何年目にして主役の座を射止めたのだろうか?DVDの解説書にある吉田友紀さんの経歴によるとデビュー作は1971年のテレビドラマ『愛の炎』

 『俺はあばれはっちゃく』が1979年の作品なのでデビュー8年目にして主役に抜擢されたことになる。では、2代目の栗又厚さんはどうだろうか。デビュー作は分からなかったが栗又さんは1976年には既に活動していたので、そこから考えると長太郎役の時は4年のキャリアがあった事になる。3代目の荒木直也さんはデビュー作が分からないので不明。次に4代目の坂詰貴之さんは1980年から活動を開始しているので長太郎役を演じてた時は3年目。5代目の酒井さんは長太郎役がデビュー作だった。

 不明の荒木さんを除けば吉田さんが長太郎役を演じるまでに積んだキャリアが長い。『あばれはっちゃく』が人気番組になってからは主役もオーディションで決めたと思うが、(実際5代目はオーディションで選んだという)初代は主役のオファーを受けて吉田友紀さんが長太郎を演じたという。

 子役とはいえオーディションなしで主役の話がくるというのは当時吉田さんがそれなりの実績や知名度があったということか?と疑問に感じた。私は『俺はあばれはっちゃく』以前の吉田さんの活躍を知らなかった。そこでDVDの解説書にあった経歴の作品を調べ出演していた作品も購入できるDVDは買える範囲で買って見てみた。で、成程と納得。

 既に『俺はあばれはっちゃく』で長太郎を演じていた時はベテランだった訳だ。キャリアと演技の巧さが必ずしも比例する訳ではないけれど、8年の実績が長太郎役に反映されていたのかなと生意気にも思ってしまう。