柿の葉日記

主にドラマ『あばれはっちゃく』について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

繋がりで遊ぶ

 『ウルトラマンレオ』(1974年)27話で登場した桃太郎君。雉の代わりに鶏を連れてオニオンを退治に。鶏の協力を経てオニオンに一矢を報いる。

(この話は突っ込みどころが満載で、一体、どこでその桃太郎の衣装と桃太郎君が中に入れる程の巨大の桃とヘリコプターを用意したかとか、鶏は何処からつれてきたかとか、(犬と猿をスカウトする場面はあるのだが、鶏はない)オニオンが巨大桃を受け取ってあんなにシャッフルして高い所から落としたのに、中に入っている普通の地球人の桃太郎君が何故平気で生きてたのとか…)

 『すぐやる一家青春記』(1977年)の智之は市役所に勤める父親(小林桂樹さん)が市民の苦情から引き取った鶏をとても可愛がっていて大事にしているのだが、隣りに引っ越してきた紀子(夏目雅子さん)の苦情でその鶏を手放す事になってしまい、この紀子と犬猿の仲になってしまう。

 役と作品は違うけど、桃太郎と智之を演じたのが両方とも吉田友紀さんで桃太郎の時に世話になったから、智之の時に鶏を大事にしてたのかなと思うと面白い。(本当は違うけど)真夏竜さんが両方ともに出演しているのも繋がりを思い出させる。
『気まぐれ本格派』(1977年~1978年)の新太は歴史が好きで『邪馬台国論争批判』や歴史の本を愛読し部屋には埴輪を飾り女子群像のポスターが貼ってある。『俺はあばれはっちゃく』第43話で長太郎が埴輪を見つけるが、興味を示さない。これが、新太だったら「すごい大発見だぞ!」と大興奮したかもしれない。

 新太は喧嘩ばかりする叔父たちを見て一言。

暴力は知性が枯れた時である。新太。

 だが、新太を演じた吉田友紀さんがそのすぐ後に長太郎を演じていると、新太も知性が枯れてしまったのかと思わずにはいられない。(小学4年生の新太は頭が良くテストはいつも百点で『カラマーゾフの兄弟』も愛読する秀才という設定の男の子だった)

 また、新太は大学生の道夫(森川正太さん)に勉強(国文学)を教えているが、その時に道夫に出題したのが『桃太郎』に関するもの。

桃太郎が鬼が島に行く時に連れて行った家来は誰と誰と誰でしょう?

 ここでも、新太を演じた吉田さんが過去に『ウルトラマンレオ』で桃太郎君を演じていた事を知っていると笑ってしまう。
共通点は吉田友紀さんが演じた役というだけで、作品に繋がりはなく関連性はないのは分かっているのだが、こうした繋がりを見つけたり気づいたりすると面白く感じる。他に『鉄人タイガーセブン』の次郎と『電脳警察サイバーコップ』の武田との繋がりも面白いのだが割愛。

 数年後、新太を演じた吉田さんが叔父の一貫を演じた石立鉄男さんの息子役を演じるのだけど…。あの新太のイメージを持ってみると少しショックかもしれない。