柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

犬と猫

 桜間家で飼っているドンペイは雑種という設定だが、ウィキペディアの情報によると実際の犬種はラブラドール・レトリーバーで『熱血あばれはっちゃく』まで同一の犬だったという。年齢的に3代目で勇退したと言える初代ドンペイは、父ちゃん役の東野英心さん、母ちゃん役の久里千春さん、先生役の山内賢さんと並んで3代目までレギュラー出演したメンバーだったと言える。

初代『俺はあばれはっちゃく』の第1話の撮影の時はドンペイがお腹をこわしてたそうで、そうした事を知った上で第1話を見るとドンペイが無理やり引きずられていたり、ヒトミちゃんに蹴られたりしてるのが気の毒に見える。ちなみにドンペイは国際放映の部長が飼っていた犬だったという。(共にDVD解説書の吉田友紀さんのインタビューより)ドンペイによりドラマではお馴染みの動物は「犬」だったが、原作には登場しない。原作で身近な動物は「猫」の方。

ヒトミちゃんと公一がヒトミちゃんの飼い猫のピコを二人であやしていると、これに焼きもちを妬いた長太郎がピコを放り投げてしまう。また、ルミに仕返しをする為にルミの飼い猫のミームをさらおうとする。なんか、こう書いていると原作の長太郎って猫に恨みを買いそうだ。まあ、その通り長太郎はこの猫を巡って酷い目にあうのだが、長太郎以上に猫に酷い事をする猫嫌いの取島の登場で長太郎は汚名返上出来る機会をもらう事が出来たのである。

ミームをさらうことに失敗し、猫嫌いの取島のやった事まで自分のせいにされた長太郎はミームの飼い主のルミと姉のてるほによって服を脱ぐように強要され、猫耳をつけられ猫の尻尾つきの全身タイツの猫の衣装を着せられるのである。(このエピソードはドラマにはないが、原作の「アネサマ作戦」にこの衣装を着せられるエピソードを少し変えて付け加えたのが、ドラマの第6話「アネキくたばれ○秘作戦」である。この時、長太郎が着せられたのは熊の着ぐるみだった。もし、原作通りの猫の衣装をドラマでも着ていたら…想像すると怖い。全身タイツで猫耳と猫の尻尾をつけた吉田友紀さんの姿。多分、可愛かっただろうけどある意味危ない…だろう…。

ミームを助けたり、ピコを捜したり、猫嫌いの取島をやっけたりしたりと原作の長太郎は「猫」に翻弄される。とにかく猫が多く登場するので原作で身近な動物というと「犬」より「猫」という印象がある。