それにしても私の趣味に折り紙が入るとは思ってもみなかった。元々、細かいことは苦手で工作や手芸は不得意な人間なのだから。小６の図工で針金で骨を作り、粘土で肉付けをして人体の置物をを作ったことがあったが、私は針金の段階で失敗して必死でそれを直そうと頑張っていた。だが、直しているところをヒョイと取られクラス全員の前で「見てみ！こんな風にしちゃだめだよ」と晒されてしまったのだ。これをやったのが担任の先生なのだから笑っちゃう。よく怒りもしなかったな小６時代の私。今より、人間出来てたかもしれないね。
と、過去の愚痴を吐き出したところで不器用なくせに折り紙を趣味にしている所は同じように不器用なのに器用さが必要と思われるあやとりを趣味にしているのび太に似ているような気がする。私ものび太も創作をするが、違うのが実力の有無。もちろん、実力があるほうがのび太。昔はのび太が嫌いだったけれど、なんかのび太のタフさに気づいてからは結構好き。
